イベント打ち合わせ(自然の循環)

長坂で行うイベントの打ち合わせを数人で行った。

代表の徳永さんの想いが詰まったイベントであり、自分は補佐的な感じでお手伝いできればいいかなと思っている。今回の打ち合わせにはママさんグループも参加して下さり、ママ視点での色々なアドバイスを頂くことができた。

自分もイベントには子連れで参加することが多いので、子供を満足させてあげることがいかに重要かはよく分かる。親が行きたいイベントでも、子供を連れて行きにくいとどうしても参加しづらい、、、

実家の親などが近くに住んでいて気軽に預かってもらえるのならいいが、有料で託児を頼んでまでとかは少しハードルが上がるだろう。

ビヨンドのイベントにおいては、そのような観点から、逆に子連れは歓迎となっている。

子供は託児するというよりも、子供は子供同士で遊んでいてねという感じ。それを少数の大人が少しずつ見てあげるくらい。

子供同士で遊べないほど小さい子供は抱っこしたりおんぶしながらの活動になったりだな~

でも、このような形態は少人数のイベントだとやりやすいけど、大人数のイベントだともう少しきっちりとやる必要が出てくるだろうな、、

イベント中の映画や講演など、親が静かに聞いていたい時、子供たちが熱中できる他のイベントを当てられると良いのではというママさん達からの意見は、まさにその通りと思う。親に面白く、子供にも面白いような催しであるのが理想だからね。

ママさん達からの意見にもあったが、今回のイベントは少し盛り込み過ぎの感があると自分でも感じている。しかしながら、そのような内容になった背景にはやはり徳永さんなりの思いがあるようなので、自分はそれを応援する。

あとは、イベントの趣旨が幾つか分散しがちなところを、ブース分けなどにすることで個々の人々が興味のある場所に自分の好きな時間に自由にアクセスできるようにしてあげれば解決できるかななんていうことを考え中。

興味が無い人も、興味がある人が集まって話を聞いているのを見て、“『思わず』自分も聞いてしまう、、、”そんな感じが自分としては良いと思っている。

実際、今回の趣旨の種の自家採種や在来種を繋げていく話や、農と福祉の連携など、物凄く面白い話だと思うんだよな。原稿をただ読むような真面目な講演では眠くなるかもしれないが、話し方によればかなり魅力的な内容になるはず。
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自然農園ビヨンドでは来園者さんたちには、種の話をいつもさせてもらっている。それが自分のところでやっている野菜の育て方であり、「農法」とはまるで違うものだから。そしてものすごい面白いドラマがいつも引き起こされるところだから。

自然農園ビヨンドの畑ではカブなどは咲ききった花は落ち、種を充実させている。重みや風で茎は折れ、広がるように倒れている。 種の充実が甘いうちに倒れて、その種が生き残れるのかはわからないが、自然に種まきがされているようにも見える。

バンブートイレを作ったり、区長会の会議、PTAの会議やイベントの打ち合わせやホームページ作りなど、農作業以外のことに時間を費やすことが多く、作付はほとんど進んでいないのだが、それが逆にいいかなとも思っている。

自分で作付ができないから、自分はただ状況を見るだけとなる。

そしてその状況を見る時、自然の循環の素晴らしさに気付かされることが多いのだ。

そうは言ってもちょっと作付しようっと!と思い、打ち合わせ終了後に畑に戻って作業をしていると、埼玉から畑を見学させてほしいという方(Oさん)からの電話、、、。

遠いところせっかく寄って頂いたOさん達に畑の案内をし、更に横からお豆さん達が「支柱となるものをくれよ~」と呼んできたので支柱を用意したりしていたらあっという間にその日も終了、、、

まぁ、一人でやっていればこんなもんかな。

人や植物などの手助けが増えれば、もっと自走する畑になっていくだろうな^^

 

『種』 ~命のつながり~

 

種は地に落ち

根を出し、芽を出す

葉を出し、茎を伸ばす

葉は大きくなり

花を咲かせる

虫や風の力を借りながら

実をならせ

また種が生まれる

虫や風の気まぐれで

父と母は結ばれる

生まれる種は多種多様

その種が地に落ちる時

その地に馴染む

新たな循環が生まれる