『ある男Yの物語 ~料金設定の背景~』

沢山の友達が色々なイベントに誘ってくれる。

『いいね!行こうか~』

料金欄を見て少しさみしい気持ちになる、、、

『ちょっと行けないや、、、』

Yはお金をあまり持っていないのだ。
そしてYは思う、、、

「お金って何だろう?これが無いと友達の誘いに乗ることも出来ないのか?

『人々が自分からお金を取るのであれば、自分もお金をとれば(稼げば)バランスが取れるだろう、、、』

これが多くの人のたどる道だが、自分は違う道を行ってみよう

人々からお金を取られさえしなければ、彼らも人からお金を取ろうとはしないだろう。
そのような流れを作るのに、自分が出来る事は小さいかもしれないけど、
出来る事を出来る範囲でやってみよう!

『人には自分がされたら嬉しいと思うことをしようね』

子供にいつもそう伝えているのなら、それをまずは自分で実践しよう!」

Yは自分がイベントをやる際に、料金設定を誰もが気軽に参加できる程度に抑えた。

自分と同じように、お金が理由で人々が参加できないような寂しい思いを他の人にはさせたくないから、、

「お金は払える人が払ってくれればいいや。
とりあえずは誰もが気軽に来れて、その際におもわず払いたくなってくれちゃったら最高だな!

やはりお金を頂くとしたら、『対価として請求』するカタチよりも、相手が感謝の気持として差し出してくれたほうが気持ちが良いんだよな。

感謝は請求したり、要求したりするものではない。
湧き出てくるものだよね

お金のやりとりもそんな形で出来たらいいな~。

自分の設定料金では確かに生活費を稼ぐことは出来ず、継続していくことは難しい、、。
しかしながら、そこは無視してでも自分のやれることをやってみたい!

そして、それをカバーしてくれるようなカンパなどが集まったとしたら、、、それこそお金、人の有り難さというものに真に感謝できると思うんだ。

そしてありがたいことに自分の活動を継続させてもらうことも出来る。

そんな流れを創って行きたいな^^」

Yはそんな事を考えながら、ニコリとした。