家庭教師での一幕 ~劇的な変化が!~

自分が家庭教師をしているMちゃんは大の勉強嫌いだったそうです。「そこの部分をなんとか変えてもらいたい、、、」という想いを持つ親御さんからの依頼で家庭教師を始めさせて頂きました。

しかしながら『本人にやらせる』などという気持ちはサラサラ無く、『やりたくないなら逆に何もやらないほうが良いよ。そんなヒマがあったら本当にやりたいことをやった方がずっと良いよ。』と生徒さんには伝えています。

ただ、コレができたらこんなことが出来るよ。こんなことが示せると、結構面白いよ。というようなことを毎回教えています。

有難いことに、Mちゃんは私が教える勉強を好きだと言ってくれています。

「あんなに勉強嫌いだったMが勉強を楽しんでやるようになった!」

Mちゃんのお母さんからそう聞いたママ友のOさんは、自分の子供(OM君)にも家庭教師をお願いしたいと言ってくれました。今月の初めの話です。

うちの子が本当に変わった!!!

初めてまだ第三回目だったのですが、そこではお母さんに有難いお言葉を頂きました。

「うちの子がすごく変わったんですよ!今日、先生が来るからって自分で復習を始めたんですよ。勉強大っ嫌いだったのに、先生が来るのを楽しみにしているんです。こんなことありませんでした。こんな風に変わってくれたことだけで、本当に助かります!親の私にはいくらやっても出来ないことだったので。」

実際、OM君の顔つきは第一回とはかなり変わっており、その違いは一目瞭然でした。

「どうせやっても出来ないし、、、」

その時はそんな言動をしていました。
それがわずか二週間でこんな風に変わったのです!

ヤス 「どう?簡単じゃない?テスト、90点とか取れるんじゃないの?いままで30点台だった人が90点超えちゃったらさ、結構面白いんじゃない?」

ヤス「こいつは指示しなくても勝手にやるなと思ってもらえれば、いちいち細かいこと言ってこなくなるよ。先生も、親御さんもね^^ 100点なんか取っちゃったらさ、結構面白いと思うよ。そんなに無理じゃない気がしてるでしょう?」

OM君

「そうですね。90点とか、、採れるような気もしますね^^」

採れるわけ無い!と心のなかで言い切っていたOM君の心のなかに変化が起こりました。こうなると、勉強の効率、モチベーション、持続力、、、すべてがまるで違うものになります。

その変化をお母さんは感じてくれたようなのです^^

子供に教えるだけじゃ意味は半減

自分としては、成績が上がることよりも、顔つきに輝きが増したことの方がずっと嬉しいですね♪

「つまらないと思うようなら、やらないほうが良いよ^^」

自分が言っているのはこんな軽いものだったりするのですが、その意味、背景を生徒さんにわかってもらえると、自主的に考えて動いてもらえます。

そしてもう一つ重要だと自分が感じているのは、いかにやりやすい環境を創るかということ。子供というのは周り(特に親)の影響を物凄く強く受けます。

自分はその環境を、本人が動きやすく、楽しさを感じられるようなものに近づけたいと思っています。

そのため、OM君のお母さんには直接話しています。
「OM君の事を信じて任せてあげてくださいね。やれやれ言えば言うほど、やる気が下がるのが通常です。テストが0点でも良いじゃないですか。復習すれば100点にできるのですから。喜びを持ってその答案を受け取ってあげてくださいね~」

そしてその背景を伝えました。

有難いことに、お母さんには快く了解してもらっております。

「点数の低い答案用紙を見たりすると、ついついイラッとしてしまったりしますが、そんな表情が息子に答案用紙を隠したくさせてしまうのですよね、、、。まずは私から変わらないといけませんね!」

おぉ、、これはお母さんも、OM君も、前よりやりやすくなった感じですね~
お互いの信頼感が増したということで(^_^)v