ボランティアの皆さんと共に示したいこと ~幸せな環境を創ってしまえば当たり前に~

ビヨンド自然塾ではボランティアに来てくれる人たちとともに活動しています。


[いろいろな県からボランティアに来てくれます]

今日はボランティアの受け入れに対する私の想いや背景をお話ししようと思います。

理念・想い・背景

自分がボランティアを募る際に一番強いのは「皆が笑顔でいられる世界を創ろうよ!」という想いを共有したいという気持ちです。

一般には「生きるためには競争で勝つことが重要」という風潮が強い気がしますが、自分はそれよりも「互いに尊重し、手を取り合うほうが幸せ」になれると感じています。

普通に考えたらかなり当たり前だと思うのですが、実際にそのように行動する人はかなり少数派だと思います。

「自分に特になるかどうかを考えて行動する(見返りがないなら行動しない)」

これが自然に聞こえる様であれば、多数派。競争的な考えですね。行動の前に『計算』が入り込みます。

自分は、それとは違う価値観、「とりあえず楽しそうだからやってみようよ!」的な価値観を当たり前にしていこうと考えています。計算よりも、感情を優先したいのです。

実は感情は、計算では得られないような答えを出すことができます。

そんな答えが得られることが分かれば、自分の気持ちに素直に行動できるようになります。

ビヨンド自然塾で提唱している事柄;

『競争的ではなく、共生的な生き方』
『計算ではなく、感情で動く』

それを気軽に感じてもらうための選択肢の一つがボランティアの受け入れだったりします。

手を貸してほしいこと

上で書いたことが理念的な背景です。さて、それではボランティアの方々とどんな活動をしたいかというと、、

『誰もが自分の心に素直に耳を貸せる環境づくり』です。

抽象的過ぎてわけわかりませんよね?

補足すると、まずはお金や衣食住などに対する不安を取り除き、協力し合うことで感謝を感じながら生きれる環境を作ろうということです。立ち止まって自分の心に耳を貸せる余裕を作るための環境づくりですね。

具体的な作業としては農作業、建築作業、助け合いとかですね。そしてもう一つ重要なのが、実際に田舎暮らしを楽しみ、それを伝える事。

[昨年一緒に仕込んだ味噌ができました!]

食べるものが自分たちで得られたり、住みたい場所は自分で確保できるようになり、さらには自分たちだけでできないことは周りと助け合うことでクリアできることを誰もが理解できる環境を創って見せれば、共感してくれる人は増えると思うのです。


[お米を育てています。人数が増えれば田んぼも拡張可能です。皆で育てて皆で食べれると嬉しいですね~]

こんなのがわかれば「仕事を首になることが怖くてしょうがない、、」などの不安はなくなりますよね^^


[こんな田んぼが沢山]

皆で協力すれば簡単にそんな環境は作れます。
「それを皆でやってみせようよ!」というのがボランティアの受け入れ
なのです。


[草刈り作業。夏はこれが多いですね]


[お子さん連れでボランティアに来てくれる人もいます]

例えばひとり親+幼児のケース。子育てにかかりきりだと仕事に行けない。仕事に行くために小さいうちから保育園に預けるのはちょっと寂しい、、。様々な葛藤があるでしょう。

しかし、ひとり親A+幼児Aだけでなく、ひとり親B、Cや幼児B、Cがともに手を貸しあったとしたらお互いにかなり助かったりします。

子供は子供同士で遊んでくれたり、親同士が互いの子供を見てあげることで自分の時間を持ちやすくなったりします。「子連れだから大した助けにはならない、、、」と思う人もいますが、実はいてくれるだけで助けになったりもするのです。

適材適所 ~皆が個性を発揮~

助け合いとしてできることは多岐にわたり、音楽とか絵とかでもいいと思います。
例えば、音楽が大好きでいつも音楽ばかりしていたとしても、その音楽が人を幸せにするのであれば、その人は音楽だけで生きていけてもいいと思います。


[花壇を作ったりもしています]


[いくらでも拡張できる贅沢な立地♪]

音楽家A「草取りとか、料理とかは苦手だから勘弁してほしいけど、音楽だけはいつでも聴かせてあげるよ。」
みたいな人がいてもいいと思うのです。

ただ、この人が生きていくには助け合いが必要です。

農作業好きB「私、草取りとか、花を植えたりは大好き!農作業も私できます!」
料理好きC「私、外作業とか苦手だけど料理や食器洗いは好きだよ」
狩猟家D「俺、役に立つなら狩猟や解体ならできるよ」
DIY好きE「建築とか改修ならまかせて!」

A、B、C、D、Eさんが協力すれば、改修して住めるようになった家に食べ物にも困らない環境が作れるかもしれません。しかも、花や音楽まであふれている、、、

自分はそんな環境を当たり前にしたいのです。そのためのモデルケースをビヨンド自然塾では示せれば面白いと思っていて、それをボランティアの皆さんと一緒にできたらいいなと思っているのです♪

非営利活動ばかりしているので給料を払ったりはできませんが、食べ物を得るための田畑、山林、竹林などのフィールドはあり、宿舎も提供できます。更に、野菜や果物などを提供してくれる協力者達ともつながっており、助け合いでやっていけるのを感じやすいと思います。


[宿舎となる古民家。最近、網戸を設置しました]

『仕事優先』の風潮が強い今、『幸せ優先』の人が増える機会を増やしたいので、受け入れは基本的に平日にさせてもらっています。平日参加してくれる人は休日もそのまま滞在してもらって大丈夫です。

どうです?一緒にやってくれる人いませんか?特に長期でボランティアに来てくれる人、大歓迎です~。

体験すればわかる

実際に長期でボランティアに来てくれた人達は新しい価値観に気付いてくれることが多いです。参考にいくつか紹介します。

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