想いを共有し、皆で道を探そう! ~コエハン北杜~

想いを直接伝えるのは難しい?

職業柄、いろいろな相談を受けますが、こんな話もよく聞きます。

「当事者から直接ストレートに思いは伝え難い」

どういう事かというと、自分が学校に子供をやっている親だとして、その子供に対する学校の対応に不満があるときなどに、学校に直接苦情は言いにくいなどのケースです。
直接不満をぶつけることで、学校側から嫌われ、自分の子供に冷たく当たられたら嫌だななどと不安になるのだそうです。

と言うことで、結局は黙って我慢するケースが多いらしいのですが、それだといつまでも状況は変わらないかもしれませんね。

素直に思いを伝えることは、必ずしも先生に嫌われる事ではなく、むしろ気に入られたりすることもあるのですが、そのようなケースを経験したことがないと二の足を踏むかもしれません。

参照入社試験に落ちながら、面接官に思いをぶつけることで逆転合格!特別待遇にまでなった話

間接的に思いを伝え、共有しよう!

皆が素直に気持ちを表せればいいのですが、なかなかそうは行かないようなので、第三者的な存在を作ることにしました。それが『コエハン北杜』という掲示板です。

当事者が直接伝えなくても、ただ想いをポロリと投稿するだけで、同じような思いを持つ人が勇気づけられて自分のケースも投稿してくれるかもしれません。それらの投稿が増すようであれば、それらは改善される必要性が全体として認識されてくるので、当事者も間接的に自然と是正するようになりやすいと思います。(コエハンを見てくれる人が増えればの話ですが)また、第三者が気持ちを代弁してあげることもできます。

改善例が共有されれば、似たようなケースも同様に改善しやすくなり、より良い世界を作っていけるのではないかなと思うのです。

不満・愚痴を改善のヒントに!

当事者として直接意見を言うのは難しいと感じる人が多いからか、不満・愚痴らしきものを耳にすることもよくあります。不満を持っている者同士で愚痴るというのは、同じ思いを共感し合えて気持ちが安らぐかもしれませんが、できればその愚痴を改善のヒントに使ったらもっと良いんじゃないかなと個人的に感じています。

愚痴がどこから生まれるのかを共有することで、実は解決できることは凄く多いと思うのです。実際、自分のもとに寄せられる不満というのは改善が可能なものばかりです。

一人では改善できない事でも、多くの人と助け合えば解決できるかもしれません。そのためにも、まずは思いを共有する必要があると思うのです。

まだまだ認知度が低いコエハンですが、使ってくれる人が増え、その意味が分かってもらえたらいいな~。