栽培の特徴(自然農法、自然農、自然栽培) | 自然農園ビヨンド

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農法?

農園内のバイオマスのみでの養分循環;農薬、化学肥料、厩肥などは持ち込みません(無農薬、無肥料)

ビヨンドには農法というくくりはありません(自然農、自然農法、自然栽培のどれですか?と聞かれても答えにくいです)。
「○○農法です」と決めてしまうと心に制限が生まれます。なので農法というククリについてはあまり考えてはおりません。
ただ、自分が野菜を作っているのではなく、自分が呼んできた野菜が自由に育ってくれているという風に感じているのです。子育てと同じです。
なので、関わり方としては非常に感覚的です^^
ただ、呼んできた野菜がビヨンドの環境で自然に育つことが出来るかどうかをみながら、手を貸す必要があると思えば手を貸しています。環境になじまない野菜は無理に育たせていません。
自然農、自然栽培では『野菜を育てることは栽培のためであり、人が手を貸す必要がある、放ったらかし農法ではない』というスタンスです。
できるかはまだわかりませんが、私は逆に放ったらかしでも野菜が育つことが出来るような環境を創りたいと思っています。

栽培管理の考え方

様子を見ていて手を貸してあげたいと思ったら手を貸す程度で、基本的には自然に任せ、生育を見守ります。 ただ、環境がそぐわないとなかなか自然に任せても野菜が育ちません。そのための環境づくり(土作り、日照、風などへの配慮)が主な仕事です。
耕したほうがいいなと思ったら耕すし、不耕起でいいなと思ったら不耕起にします。 除草してあげたほうがいいなと思ったら除草しますが、邪魔でなければそのままにします。虫を見たらすぐに手で潰すということもしていません。
余程の必要がない限り、灌水もしておりません。 雑草と呼ばれる草が何も手をかけられずに元気に育つように、野菜が自然に育ってくれるのを理想としています。

栽培品種

品質が良いながらも市場には流通しない品種を積極的に栽培

一般にスーパーなどに流通される野菜は揃いが良く、見た目も綺麗です。種苗会社の努力により、そのような種類の野菜を育てることが出来るようになったからです。 しかし、野菜が畑から消費者に届くには、農家→JAなど→市場→仲卸業者→スーパー消費者と非常に長い経路をたどり、なんと4、5日もかかるそうです。 今では、市場で見られるのは箱詰めしやすく、長距離輸送にも耐える品種改良品ばかりです。 味と香りは抜群なのに、 収穫や箱詰めに非常に手間がかかる在来種の野菜はほとんど流通されなくなってしまいました。 ビヨンドではそのような野菜などを積極的に栽培していきます。

基本的に在来種、固定種

基本的に在来種、固定種と呼ばれる種子を使用しております。
遺伝子組み換えの種子は使用予定はありません。
F1に関しては一部使用しております。
そして、自家採種を行っているため、段々と自然農園ビヨンドの環境にあった品種に変わっていくと思います。

更に、自家採種の際に交雑なども尊重しているため、品種というものはどんどんと変化していくものだと思っております。
実際にビヨンドの畑では小松菜だかタァツァイだかどちらかな?と悩むような作物も採れます。小松菜もタァツァイもアブラナ科で、共に生命を営むうちに出来上がった一つの形態です。自由にさせてあげればまだまだ変化していくでしょう。ただ小松菜やタァツァイのままで留めさせようとしている人が多いから留まっているのだと思います。
品種など気にせず、ただ育つものを頂く、それに多様性があれば面白いな、、、そんな感じで考えております。

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