地域おこし協力隊員@ビヨンド自然塾 9/26締め切り


ビヨンド自然塾は北杜市の地域おこし協力隊(農業分野)の支援機関の一つであり、地域おこし協力隊としてビヨンド自然塾に配属になった場合、市役所勤務ではなく、ビヨンド自然塾のスタッフとして活動することになります。すなわち、お金を気にせずにビヨンドで長期活動できるチャンスです!

2023年秋開始の協力隊員を2名募集します!9/26締め切り興味ある方は連絡お待ちしております。事前に面接を兼ねたボランティア期間を数日分設けており、その同時受け入れ人数にも制限がありますので日程に余裕を持たせて早めに連絡願います。

地域おこし協力隊とは;最長三年間、活動の対価として報償費の支給を受けることができ、活動後にその地域に定住することを目的とするシステム。入隊希望は随時聞き入れますが、地域おこし協力隊の性質上、すぐに委嘱されるとは限らないのでご了承願います。

ビヨンド自然塾での地域おこし協力隊活動の特徴

  • お金を気にせずに目一杯活動可能!(最長で三年間)
  • 農作業に限らず古民家改修、DIYなども
  • 自ら企画・活動がしやすく、活動がかなり自由にできる!

募集条件

北杜市の地域おこし協力隊の募集条件に加えて、ビヨンド自然塾での受け入れには更に以下の条件を付加します。

  • 年齢;19-35歳
  • 受け入れ前ボランティア;受け入れる前に最低二日間(連続・不連続問わず。通常は二週間だが、2023年度は募集期間が短いため短縮)のボランティアを行っていただきます。
  • 面談;ボランティア期間後、面談を行い、適性を見させていただきます。

こんな人を募集(応援)します!

  • 幸せな世界を創りたい!というビヨンドの理念に沿う方
  • ビヨンドの活動を共に盛り立ててくれる方
  • 自ら考え、自ら動ける方

特に以下の要件を満たす人だとありがたいです。

  • 31歳以下の女性
  • 動画による活動紹介(youtube、instagramなど)ができる
  • 農作業、ガーデニングが好き、もしくは興味あり
  • イベントや体験参加者を積極的に呼び込み(SNS、口でなど)できる

業務内容

農作業

農業地域おこし協力隊のため、農作業がメインです。ただ、ビヨンドでは売るために作物を作るのではなく、豊かな自然の恵みが得られる環境を示し、人々に体験してもらうことで、生きる安心感を感じてもらうことが目的のため、栽培だけでなく、収穫物を調理・加工して活用方法を示すことも業務に含まれます。

フィールド管理

二ヘクタール以上の広大な土地があるので、草刈り、倒木処理、階段作りなど、管理作業を行います。

イベント企画・運営

自然体験を始め、幸せに生きるためのイベントを通年開催しています。代表なども手を貸しますが、隊員自らがイベントを企画・運営できるようになるよう期待しています。

広報

多くの人に活動を知ってもらい、参加してもらうための広報活動を行います。チラシ製作、配布やSNS投稿、動画配信などを積極的に行ってもらいます。

勤務日、時間

年1,920時間(月160時間)
週5日、1日8時間以上
8:00-11:30, 13:00-17:30
イベントがある日は土、日、祝日も出勤。平日に振替休日可能。

待遇

月額(報償費)233,000円※令和4年度実績

募集~受け入れまでの流れ

  1. ビヨンド自然塾にボランティア及び面接申し込み
  2. ビヨンド自然塾でのボランティア活動
  3. ビヨンド自然塾での面接 必要書類:履歴書 写真つき、住民票(提出日の前3ヶ月以内に取得したもの)
  4. 北杜市役所に地域おこし協力隊として入隊申し込み(支援機関である自然農園ビヨンドが書類は用意し、隊員希望者の支援計画書をともに作成)
  5. 北杜市の地域おこし協力隊として認定される
  6. 地域おこし協力隊@ビヨンド自然塾活動開始

申込み、お問い合わせ方法

下記の申込みフォームから申し込み願います。フォームが上手く使えない方など、電話やメールでもOKです。
申し込みフォーム; http://beyond-farm.com/contact
電話;090-8553-1855(室田)
メール; smile.shine2012★gmail.com (★を@に)

地域おこし協力隊の活動紹介

実際の活動を紹介します。

田んぼ


田んぼでお米を作ります。


無事に収穫できました!自分で育てたお米を焚いて初めて食べたとき、思わず涙が出てしまったそうです。


食べたい作物などを植えています。

加工品作り


ドライトマト。近所の農家さんからたくさんのトマトをもらったのでドライトマトを作成してみました。

自然活用 自然の豊かさを伝える


自分で栽培しなくても自然はこんなに豊かな実りを与えてくれます!そんな事を伝えていくのも地域おこし協力隊の立派な活動です。


しりあいからイノシシのお肉をもらったので焼いて食べています。獣害対策は北杜市では重要視されており、お肉を戴けることのありがたさを伝える事も活動になります。

火のある暮らし

ビヨンドの周辺には沢山の倒木などがあるので薪には困りません。せっかくなのでお風呂を沸かしたり調理をするのにこれらの資材を活用しています。ガスが止まっても焦らないでいられることを実感したり、伝えたりできるのは割と意義があると思います(災害時など)。

活動後に手ごろな薪を持ち帰ります。

地域活性化

地域おこし協力隊とも呼ばれるほどで、やはり地域活性のための活動も重要ですね。


地域清掃。


地域の方と共に遊ぶのも良いですね。子供たちの笑い声が響くだけでも雰囲気が明るくなります。

小屋づくり

萌ちゃんは元々、かわいい小屋を自分で作ってみたいということで参加した木と土の家 cordwood house作りイベントがビヨンドに来たきっかけでした。


土と草を水で捏ねて壁の材料を作ります。土は目の前に沢山あり、草は育てたお米から収穫できます。


沢山の人で作りました。


お家完成!


内部には漆喰も塗り、きれいにしました。


2歳の時から一緒にビヨンドに来てくれている萌ちゃんのお子さん、Tちゃんも一緒に作業。


DIYで有名な雑誌ドゥーパの取材も受け、cordwood houseの中ではマッサージも。

古民家改修

山梨県は空き家率全国ワースト1位だそうです。そんな物件を有効活用するのも地域活性化となりますね。また、自分で改修できるようになればあまりお金をかけずに住処を得ることができるため、より人生に自由度が出ます。そんなことを伝えていけたらいいですね


壁修復作業。

制作活動


身の回りのものを活用してリースなどを制作したりもします。自然活用を示すことにもなり、売れば収益にもなるし、地域のブランド化にもつながるという地域活性化活動の一環です。
と、話すこともできますが、作りたくなったから作っただけだったりします。


土や竹などで制作したベンチにタイルを貼っています。


タイルベンチ完成!


ハロウィンイベント用のカボチャランタン作り。

楽園作り

自分は昔から映画「サウンドオブミュージック」のようなきれいな自然環境で暮らしたいと思っていました。

ビヨンドではそれを体現すべく活動していますが、萌ちゃんも同じような気持ちを持っており、花壇を張り切って作ってくれました。


ファンタジックな小屋の隣にはグエル公園のようなタイルベンチ♪


花壇にお花が咲きました!

人生を豊かにし、それを伝える

生きるというのはそれ自体がアートだと自分は思っています。音楽家が曲で、文学家が小説で、画家が絵で表現するように、人生そのもので表現するアートだと思うのです。

せっかく生まれてきたのですから、自分にしか表現できない作品(人生)を創ったらいいなと思うのです。そして、その作品を他の人たちに見せて上げれたらいいなと思うのです。


ということで、萌ちゃんには講演イベントで話をしてもらったりもしました。


ビヨンドには沢山の人が訪れます。それらの人々との交流も人生を豊かにするでしょう。
自分の生きざまを見せることでそれらの人々に影響を及ぼすこともできるようになるでしょう。


ビヨンドには沢山のボランティアが来てくれます。彼らとの共同作業・交流も刺激になりますね。


ビヨンドには外国人も割と来ます。外国語を話す機会にもなりますし、文化交流にもなります。


これはかなりビヨンドの独特なところですが、精神探求者が訪れることが多いです。そんな人と話をするのも大きな刺激になるでしょう。

前スタッフ萌ちゃんがビヨンドで地域おこし協力隊に採用された背景

2020年からビヨンドで地域おこし協力隊として活動することになった萌ちゃんの例を紹介します。
『お金のために働く』のではなく、『やりたいからやる。意義があるからやる』をビヨンドでは勧めており、萌ちゃんは実際にそのように活動してくれました。

利益の引っ張り合いではなく、皆が自分の得意分野を活かして助け合えば、無駄はなくなり、凄く豊かな世界になっていくと思います。

それには、実際にそのように生きる人が増える必要がありますが、面白いことにそのような生き方をしようとすると経済的に生きにくかったりするという不思議な状況になりがちです。人々の幸せを望み活動をする人が生きにくいなんて社会はちょっとおかしいのではないでしょうか?

自分はそんな社会に変革を起こすために、できる範囲で活動しています。萌ちゃんはそんな自分に手を貸してくれました。自分の理念に共感し、やりたいことも重なったため、喜んで活動を共にしてくれたのです。

ただ、やりたいからやるといっても、無給なために生活費が困ったりします。ということでマッサージを習い、埼玉にいる間にはバイトをしたりしながらもビヨンドに通ってくれていたのです。

これは結構、凄いことではないですか?多くの人たちは自分の利益にならないと動きません。
お金をもらえないのであれば働かない人が大半ではないでしょうか?

お金をもらうかもらわないかは別にどうでもよいのですが、どこに重きを置いているかが重要なのです。

『お金をもらうからやるのではなく、やりたいからやる。やる意義があるからやる!』

これが真っ先にないのであれば、ビヨンドで地域おこし協力隊として萌ちゃんを採用することはなかったでしょう。

「お金をもらえるのであれば地域おこし協力隊やりたいです!」
こんな人はたくさんいるでしょう。でも、そのような人はビヨンドでは受け入れることはできません。理念が違うからです。

萌ちゃんのように理念を持って活動をしながらも、生活費に困るような人には援助が得られると良いと自分は思っています。

ということで地域おこし協力隊の制度を活用できるのは自分としてもすごい有難いです。

スタッフ心構え Beyond Credo

 
・客もスタッフも無く、みんな友だち
・サービスをするのではなく、共に楽しもう!
・目の前のことよりも理想を追求しよう!
・自分がされて嬉しいことを人にしてあげよう!
・自ら考え、率先して動こう!自分事として考えよう!
・失敗?を成長の糧にしよう!

活動について

平均活動時間8時間/日を確保
・6時間+10時間などもOK。外での作業以外に調べ物や資料作り、広報なども活動に含める(代表が認めれば)。
・スタッフとボランティアスタッフは違うことに注意。ボランティアの方は9~17時、適宜休憩OKで8時間/日確保の義務は無いが、スタッフは違うということを自覚してほしい。
活動時間
8時~17時半が基本だが、夏は6時~10時+15時~19時などになったりも。

役割

■代表;統括。外部との折衝。ビジョン、設計、企画・運営。ファンドレイジング。事務(客対応、会計など)、広報。
■地域おこし協力隊スタッフ;活動時間確保。自ら考え・立案し、責任をもって活動。お客さんやボランティアの対応。ビヨンドの収益化。代表がいないときの代わりも適宜務める。広報。
■ボランティア;基本は平日のみ受け入れ。ともに活動し、新しいライフスタイルに触れてもらう。食費以外は無料だが、永続的な受け入れのためにカンパは歓迎。

スタッフに期待される働き

1)代表とビジョンを共有し、それを成すために何をすべきか自ら考え、立案、行動

  • 指示されるまで動けないようでは不十分。
  • わからないことがあれば周り(代表、不在なら他のスタッフ)に聞く、もしくは自ら調べる。
  • 指示された作業が終わった場合や途中で行き詰った場合には報告する。
  • 改善提案や新規事業の提案は気兼ねなく。

2)立案したもの、割り当てられたものは責任をもって遂行する(トライして失敗はOK)

  • 業務として依頼されていることを自覚し、好き嫌い関係なく責任をもって遂行すること。
  • 自分には意味がないと思えてモチベーションが上がらない場合は、なぜそれをするのかを聞く。または自分の案を提案する。
  • 指示には意味があり、その背景を考え、行動する。「この花、水遣ってね。」は言われたときに水をやって終わりではなく、その後に雨が降らなかったり乾いていたら適宜水をやってねという意味。「この草抜いてね」も同様。

3)自分の範囲内だけでなく、チーム全体が上手く機能するように周りのことも考えて動く

  • 他の人が片付け忘れたものを片付ける
  • 他担当の畑を通った時にクズなどが出ていれば歩きついでに引っこ抜いてあげる