北杜市長選候補 池田やすみち氏を囲んだ意見交換会の様子

意見交換会

先日、池田氏を囲んで意見交換会を行いました。
政治に興味がある方や、ただ池田氏の人柄を見たいと言った方も参加されていました。

まずは池田氏に簡単に自身の考える市政について語ってもらいました。

そして参加者の皆さんに色々な意見や質問をぶつけてもらいました。

池田氏はそれらの一つ一つに丁寧に答えていました。 口調は穏やかで真摯な姿勢が見て取れ、好感が持てますね。

元々、彼が自分の友達であるというのも関係してるかもしれませんが^^

個人的に自分は、市長には市民の声を聞ける人になってもらいたいなと思っています。 その点で池田氏は市民の声を聞くことを約束してくれているので心強いですね。

もし自分が市長だったら

これは池田氏の意見交換会とは関係ありませんが、もし自分が市長だったらこんなことやりたいなということを書きます。

1)市役所の職員が自分の意見をはっきりと言えるような雰囲気作り

普段活動していると多くの職員の方と話す機会がありますが、それら職員の方々は自分の思う通りに考え行動するということを難しいと感じている人が多いように思います。

市民からの提案で、もしくは自分自身で市をより良くする方法を考えついたとします。
それを行動に移すかと言うとそこでためらう方が多いように思えるのです。

今までと違う新しいことをすることにハードルを感じるようです。普段と違うことをすることで、もし市民からクレームが来たりしたらまずいと考えているようです。

そしてそのクレームが来るようなことを提案した自分の立場が危ういと感じるようなのです。その職員の上司の方も同じように考えることが多かったりするみたいです。

クレームが来るかもしれないことにGOサインを出してしまったとしたら、自分自身の立場が危うくなると考えたりするようなのです。

どうも市民からクレームがくるようなことをすると査定が下がるというようなことになっているようなのです。

そしてそのような危険を回避するには、例年通り同じことをしている方が安全路線ということになるようです。

もし自分が市長だったとしたら、そのような環境を変えたいと思います。

自身の査定が上がるか下がるかなんかよりもまず第1に、「北杜市を良くしよう!」ということに集中してもらえるようにしたいのです。

積極的に市民の声を聞き、積極的に改善提案を出すような人こそ評価されるようにシステムを変えたいと思います。例年通り普段通りのことしかしないのであれば、機械か何かで代用できてしまうかもしれませんしね。

上司の顔色を伺いながら働くなどという不自然な行動がなくなり、市を良くするために働くという本来の行動に集中してもらえるようになれば、市は劇的に変わっていくと思っています。

2)議員同士がちゃんと語り合える雰囲気作り

これも実は1)と似ています。議員の方々に「北杜市を良くするために活動する」ことに集中して欲しいのです。

議会を傍聴したり、実際に議員の方々とお話をしたところ、以下のようなことに集中している人が多いように感じました。もちろん違う人がいるとは思いますが。

  • 「議会でいかに多数派になるか」
  • 「いかに来期も議員を継続できるか。(そのための市民票を獲得できるか)」
  • 「実績を上げるため自分もしくは自分の会派の議案を通したい。」
  • 「競争に勝つために、ライバル会派の議案は潰したい」

議員として力を発揮するには、提案した議案が多数の方に賛成してもらう必要があります。いかに素晴らしい案を出したとしても、賛成多数で否決されれば実行には移されません。

そのことから、まずは多数派になることが最重要と考えたりするようなのです。

多数決で決めるというシステム上、戦略的に考える人であれば当たり前の考え方に思えるかもしれません。

しかしそのような考え方に慣れきってしまうと、本当は何のために活動してるのか忘れがちになると思うのです。

自分は話し合いをしている時に、周りの方とは違う意見を出すことが結構あります。
自分が話さないままでいると、自然にそのまま右の方に結論が進みそうな時、自分は左の方がいいなと思ってたりします。そしてその事を皆に伝えます。

なぜ自分は左の方がいいと思っているかを説明するのです。
右に行くのは一見いいように思えるかもしれませんが、長期的にイマイチな場合があったりすると具体的なイメージを持てるように説明してあげるのです。

すると、気づくと全体の意見として「やっぱ左がいいよね」みたいにまとまってたりします。こういうことは結構あります。

多数派になるために、自分の議案に反対の人に頼み込んで無理に賛成してもらったりするのではなく、ただ皆が幸せになるための提案をすればいいと思うのです。

議員同士、会派同士で綱引きをするのに集中したりするのではなく、皆がただ純粋に「市をより良くしていこう!」という思いを胸に、力を合わせることができるとすれば議会の働きは爆発的に素晴らしいものになると思っています。

そんな思いから、 自分が市長だったとすれば、議員の皆さんに保身など考えずに活動に集中してもらえるような環境を作ってあげたいと思います。

市民のために真摯に働く議員の方が当たり前のように評価されるべく、それらの活動を市民の方が見えやすくなるようなシステムを作ります

市をよくすることとは離れ、議会の中で綱引きをしているような行為ばかりしていると、結果的には市民からの支持を得られなくなるでしょう。

逆に全然、賛成票を取れなかったとしても、ものすごく光る提案をする議員がいればその言葉は市民の胸を打つかもしれません。

市長である自分の胸を打つかもしれません。

もしそうなれば、もし議会で否決されたとしても市長である自分が政策として推し進めるために行動に移すでしょう。そしてそのような行動をした背景には、ある議員の素晴らしい提案があったからだと発表するのです。

少数派だからといって評価されない、実績を残せないというようなもったいない環境は変えればいいと思っているのです。

より良い北杜市に

市長に誰がなるかによって北杜市は変わると思います。
ただ例年通りに業務をこなすだけではなく、北杜市をより良くするために情熱を注ぐ人になってもらえる事を願っています^^