学びに有効な『教え方』とは? ~自ら考えられるように~

2016-05-11 09.24.58
長野県で自然農や環境に関して教える施設を知り合いのKさんが運営しています。既に10年も続けているということで、需要も沢山あるようです。

しかしながら、Kさん夫妻は『今までの自分達を振り返り、また新たな次への展開に向けての準備期間』として、提供する講座を一時お休みする事にしたそうです。

先日かなり久しぶりに再会した時に沢山お話を聞きました。
『自分を振り返る』なんて素晴らしいですね!

Kさんとは二年ほど前に一度会っただけなのですが、その際に意気投合したのでお互いによく覚えていました。

ちなみに、ビヨンドは『教える』という形式は殆ど取りません。先生、生徒のような関係が強くなると、生徒は先生の言葉を重んじ、自ら考える機会を失うことも多いからです。

「先生が◯◯しろと言ったから、、」
「これは◯◯らしいよ」

こんな感情が浮かんだとしたら、生徒は自分の感性よりも先生からの知識を重んじていることになります。
ビヨンドで伝えているのは『自分の心の声に耳を傾ける事』なので、上のような状態にさせてしまったとしたら、まるで自分の意図と逆の方に進むことになるのです。

このような話を二年前に初めて会った時にKさん話したのですが、Kさんも同様の気持ちを持っていたようなのです。そしてその後も理想の形を目指して色々と模索していたようです。

そして取り敢えず出した答えが、「一旦、教えるのはお休みする」。これはかなり覚悟がいる決断だったと思います。

Kさんとお話をして、Kさんが自分の感情に素直に従っているのが強く感じられました。次の展開が楽しみです^^

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