鶴の恩返し? ~玄関に野菜が!~

最近、気づくと玄関に野菜がドカッと置いてあります。
レタス、キャベツ、白菜、ブロッコリー、、、。

実はこの野菜、T君がいつもわざわざ小淵沢から持ってきてくれるのです。
「楽しくなって思わず来ちゃう」とありがたいお言葉と共に。

T君とはだれかと言うと、、、

実は、先日、コロナの影響で仕事と住む場所を失い、所持金も底をつき始めて困り果て、社会福祉協議会や市役所に行くも自体を改善することができなかったため、色々と調べてうちの存在を知り、助けを求めてやってきた人です。

自分はお金には余裕がありませんが、幸い、寝る場所やお風呂、洗濯機などは提供できました。
参照コロナ騒動を経験して ~生活にお困りの方、受け入れます~

その後、仕事でお金が入った彼はアパートを契約して自分で住むようになったのです。

そのT君は農業関係の仕事をしており、余剰野菜を持ち帰ることができるらしいのです。
無駄にするのももったいないからと、わざわざビヨンドに届けてくれているのです。

彼曰く「こんな気持ちになったのは初めて」だそう。

1)人は優しくされると相手にも優しくしたくなります。

2)逆に、いじわるされると自分も意地悪したくなるでしょう。

こんなことは誰でも知っていますよね。
それだったら、1)を選んだ方が幸せに決まっていますよね。

、、、、のはずですが、面白いことに1)ではなく、2)の連鎖の方が強力に回りだしたりするんですよね(^^;)

現代社会では分業が進み、知らない人に物事を依頼することが多くなっているため、お金などを尺度に物事を判断しがちになっていると思います。

その際、お互いにできるだけ自分が損しないように考えがちなので、相手の幸せを考えるということは忘れがちになるかもしれません。

そんな考えを持つ人が大半になると、社会は少しギスギスしたものになるでしょう。

『幸せダイレクト』

自分は、とりあえず皆が笑っていられたら良いなと思うので、そのような環境になるように自分が行動したいと思っています。

自分優先の考え方(一般的)

あなたが何かしてくれるなら、こちらも何かしてやる

全体の幸せ優先の考え方(私の提案)

ただあなたが好きだから幸せになってもらいたい。その為に力になれれば嬉しい。

自分はこんな考え方をする人が増えたらいいなぁと思っています。
そしてそうするためには、そのような体験を多くの人にしてもらえばいいと思っています。
実際に体験してしまえば、その考え方が心地よいものであることが分かってもらえると思うので、そうなれば自然と普段の行動も変わっていくでしょう。

そうすれば、そのような愛情あふれる行為が町中にあふれ、皆がもっと周りに幸せになってもらうために行動するようになるでしょう。