まずは動くことで進みだす ~やまなし暮らし支援センターから連携依頼~

現在、『皆が幸せに暮らせるような環境を、皆で創ろう!』という理念のもとに、その活動を行うためのNPO法人(みんなの街)を設立準備中です。

向こうから提案が!

そのNPOのfacebookページなども作成したのですが、まだ準備中ということで一部の方々にしかお知らせしていません。

そんな背景にもかかわらず、本日『やまなし暮らし支援センター』さんから「是非、NPO法人を設立し、連携をとらせて頂きたい」との連絡が来ました。
(いつもこんな感じ)

この『やまなし暮らし支援センター』さんというのは、山梨県が東京有楽町に設置している山梨への移住希望者に対するサポート窓口です。

実は自分としても、NPOを設立したらこの支援センターさんに協力を要請するつもりでしたので、この提案はありがたいです^^

空き家を使いたい!と強く望むのは県外の方が圧倒的に多いと思うので、東京の窓口があればいいなと思っていたのです。

空き家の活用は移住者のためだけではない

しかしながら、自分は空き家の利用を移住促進のためだけにやろうと考えてはいません
地元の方々にも積極的に使ってもらえたらいいなと思っています。

例えば小さい子供を連れたお母さんなどが気軽に集える場所。
騒音とか周りの目を気にせずに、遊べるような拠点が家の近くにあると自分なら嬉しいです。

北杜市も移住者を増やすために『子育て支援住宅』というものを建設しています。
しかし、それを利用出来るのは北杜市に定住を約束できる方に限るそうです。

自分からするとそこには違和感を感じます。

「え?実際に住んでみなくでは本当に長く住みたいかなんかわからなくない?」

と言うことで、自分が人々が気軽に滞在できるような拠点を用意した際には、そのような限定は設けない予定です。

むしろ、旅行の一環として利用して頂けるくらいでいいと思うのです。

そして、2,3日の滞在のつもりが思わず一週間となり、更にはリピータになり毎週末来るようになったり、、、、そこで思わず畑に種なんか撒いたりしたら、、、草刈りや収穫がしたくてたまらなくなるでしょう。

実際に北杜市に移住している方でも、そのようにして気づくと移住の気持ちが高まった方などは多いと思います。

実際にその地を気に入るか気に入らないかは、滞在者の自由なはずです。
自分はその自由を尊重していきたいです。

市の担当の方もおっしゃっていました。
「税金を使って拠点を作るとなると、それが移住、定住に結びつくものでなければ理解は得られない。だから、自由な拠点は行政としては作れないのです。」

そう、だからこそ民間がやる意義があるんですよね~

動くことで進みだす

現在準備中のNPOは今のところ財源が全然無いため、活動はかなり限られる可能性もあります。
それでも、『取り敢えずは進んでみる』

進んでみることで見えてくることが多いからです。
今回の連携の依頼、、、これもその一つです。

更には会ったこともない方々から「ブログ見ました!是非自分にも何か協力させてください!」とのメッセージが電話やE-mail、フェイスブックなどから寄せられるのです。

自分一人にできることはかなり限られてしまいます。
それを強く知っているので、皆でやろう!と呼びかけているのです。

そうは言っても、まずは自分が動き出さないと周りは動かないでしょう。

と言うことで、一人では出来ないことを知りつつも動き出したのです。
その結果、今では賛同者が増え、NPOの設立要件を満たす人員が集まりました。

『お金のために動く』などというのとはまるで違う次元のモチベーションを持っている方々が自然に集まると、それは凄いパワーになるでしょう。

自分たちに何が出来るかなんてわかりません。
でも、だから面白いじゃないですか^^