個人的には学歴とか偏差値などを特に重要視はしていませんが、役には立てると思って家庭教師をやっていたりします。
成績を上げることよりももっと重要なことを教えたいと思っているからです。
例えば『可能性』。
多くの人は口癖のようにこんな事を言ったりします。
「うわ~、最悪。」、「マジ無理」、「どうせ無理」
それまでの経験から生まれた言葉でしょう。また、周りからの影響も大きいでしょう。
このような態度が身についたとすると、『努力』や『ワクワク』は遠ざかり、その後の経験も上の言葉を肯定するようなものになっていくでしょう。
しかし逆に言えば、今までと違う経験、違う影響を体験してしまうと、口から出てくる言葉は変わってきます。それに伴い、行動も変わり、周りからの評価も変わってきます。
変わるかどうかは結局は自分自身の『心』次第なんですよね。
そんな事を知ってもらえたらいいな~、と思いながら家庭教師をしています。
先日、記憶が苦手という子に無作為に選んだ単語を10個覚えてもらいました。最初は「無理っぽい」と話していた子に、『集中力』の効果を教えました。本気で集中すれば、むしろ逆に忘れることはほぼ無理になると言うことを。
「例えば、大好きな人に告白して振られて、もの凄いショックを受けたとする。30年後に100人の写真を並べられたとしても、誰に振られたかは当てられるだろう?忘れるわけないんだよ。」
集中すれば覚えるのは簡単ですが、実は集中すること自体が慣れていないと物凄く難しいと思います。とりあえず自分が手本を見せて真似させてみたら、、、
教え子もバッチリ、一度で全部、順番も間違えずにスラスラと暗唱できました。
二週間後にもう一度確認してみると、やはりほとんど覚えていました。自分には記憶力がないと思っていた彼女にとって、大きな自信になったと思います。
思い出せなかったのは10個のうち、最後の一つ。最後の単語のイメージ作りが多少弱かったのだと思います。
単語を覚える際、私が覚え方のイメージを作って教え子に提供したので、彼女よりも自分のほうがむしろ強く覚えており、3週間たった今でも全部覚えています。家庭教師を行い、始めて最初の教え子に二年前に教えた際の単語もまだ五割くらいは覚えています。
教えご自身が自らのイメージで物事を学び、覚えていけるようになれば、物凄く効率が高くなると思います。人によってマスターするのに時間がかかったりしますが、慣れれば簡単です。
何より、『学ぶ』ことが苦ではなくなり、むしろ喜びになると良いですね!
家庭教師の枠は既に埋まっておりますが、強く望む方にはお教えすることも可能です。学校では教えてもらえない『学びの仕方、姿勢』をお伝えしますのでお気軽に連絡ください。