里山で遊ぼう!2018シリーズの第9回。麹・味噌作りを行いました。
米や麦に種付けして麹を作る工程は、微生物の作用により発熱して蒸気を出したり、麹が生きているのを実感できて面白いです♪
今回も多くの皆さんと麹+味噌づくりを楽しむことができました。
ところで、
ビヨンド自然塾の『自然』はネイチャーではなくフリーダムです。ただ自然の中で体を動かしたりする体験を提供するのが主な目的ではありません。
『心に素直に生きていく』『心の自由を獲得する』
そのためのヒントを与えることを目的としています。漠然としているのでなかなか理解してもらいにくいかもしれませんが、ありがたいことに興味を持ってくれている人は多いようです。
今回も姫路や群馬など遠い所からわざわざ来てくれた参加者さんたちがいましたが、彼らに参加の理由を聞くと、味噌作りに参加したいというよりも、ビヨンドの活動・理念自体に興味があったということでした。
そしてビヨンドは上記理念のもと活動しているため、今回の味噌・麹作りイベントにしても、一般の味噌の作り方を学ぶワークショップなどとはかなり変わった感じになります。
おかしいと思われるかもしれませんが、実はイベントにおいて麹や味噌は、極論すれば出来なくてもいいと思っています。
例えば時間内にきっちりとした味噌を作るために、きびきびと動くことを強要したり、雰囲気が悪くなってしまったとしたら、、、それではそもそもイベントを開設する意味がないとさえ自分は思っています。
自分の目的は麹や味噌を作ることではないんですよね。
麹や味噌を作ることを通してみんなが幸せになれたらいいなと思ってるだけなんですよね^^
教科書的に何度で何時間とかではなく、麹菌の気持ちに寄り添い、耳を傾ける。麹と会話し、気持ちを通じ合うような感じに育ててくださいと伝えていたりします。
これは麹作りに限らず、すべての分野で有効な学び方です。それがわかるようになると、細かいことにとらわれずに大枠が捉えられるようになります。
大豆を煮るのをタイマーだけに任せず、自分で摘んで煮具合を確かめるほうが色々な大豆に対応ができるようになり、逆に大豆以外にも適応できるように成るのです^^
参加者さんから嬉しい報告をいただきました。
「麹ができて感動!抱いて寝たら本当に暖かくてすごく愛着が湧きました!」
こんなことを言ってもらえるなんて嬉しいですね~!