2018年に開催したイベント「木と土の家つくり」、7年半の月日を経て、久しぶりに同窓会を開くことになりました。
完成し、ストーブも設置された小屋で火の暖かさを感じながらいろいろとお話ができました。
小屋づくりイベントを通して自分が伝えたかったことが、「長い年月を経てじわじわとその意味がわかるようになった」というお声もいただけたのは非常に嬉しかったですね。
『小屋づくりの技術』習得よりも、『仲間と力を合わせること』、そのためには『心で通じあえるようになること』、『「作業」ではなく「夢への一歩」というビジョンを持って動くこと』、『失敗なんてものは無く、学ぶ機会なのだからどんどんトライ』というようなことを感じてもらえたら良いなと思いながら小屋づくりイベントは企画・運営していました。
それができるようになると、小屋づくり以外に職場でも趣味でも何にでも応用でき、どんな分野でも楽しく楽にできるようになるからです。
当時の小屋づくりイベントでは作業も忙しい中で、その『心』の部分を伝える時間はあまり持てませんでしたが、ちゃんと伝わっていた人もいるんだと実感でき、感慨深いです。
以前、参加者の一人からも「家の敷地に近くの木が倒れ込んできた。普段だったら困るところだったが、よく考えたら自分は斧で自ら木を倒して家を建てた。そうかんがえるとなんてことはない。」と、自然と明るいビジョンが浮かぶようになったと聞きました。素晴らしいことですよね。
これからも皆様が
苦しく思えるような状況でも楽しく前を向いて人生を進んでいけますように。
