パターンを見る目を養う ~勉強も人生も同じ~

パターンを見る目を

自分は家庭教師をさせてもらっていますが、ただ単に科目を教えるのは重視せず、子供やその親がこうしたら幸せになるだろう、面白いんじゃないかなと思うことをアドバイスするというかなり変わった?スタンスでやらさせていただいています。

教え方の一つとして、パターンを見る目を養ってもらえるようにいつも考えています。学校で真面目に勉強していても、この目はなかなか養われず、むしろしぼむことさえ多いと感じています。

『公式をしっかりと覚える』
こんなのもしぼませる一因になりますね。パターンを見る目を養い、感覚が鋭くなると、公式は不要になることが多いんですよね、、、、

『とりあえず丸暗記』
こんなのも、自分の頭で考えなくなる癖がつく可能性が高いですね、、。

逆に、『これはどのパターンだ?』と自ら探せるようになると、自分に必要なデータのみを探し求めることが出来るようになります。

先日、生徒さんが嬉しいことを言ってくれました。

「中学の時は本当に数学、よくわからなかったな、、、。今考えると、なんであんなにわからなかったんだろう?」

パターンが見えてきてしまうと、急に理解が進んでしまったりする一例ですね。

生徒にこういう変化が見られたりすると、本当に嬉しいですね~。

パターンを見る目を養うことは人生にも役立つ

自分としては、学歴とか、偏差値とか、そういうものは重視していないので、(本人の生活に直接関係がない)勉強ができても出来なくても別にどちらでも良いと思っています。
それにもかかわらず家庭教師をひき受けているのは、家庭教師として勉強を教えながら、人生においても役立つ考え方、捉え方、姿勢を学んでもらえると考えているからです。
また、お子さんのみでなく、親御さんたちにも影響を及ぼせたら楽しいなと思っているからです。

パターンを見ることができるようになると、皆が10問の問題を解いていても、自分は二問くらいしか解かなくても理解できるようになります。解き方もかなりあっさり、シンプルな方法に変わります。

問題をただ解くのではなく、その問題がなぜ出題されたのか、自分はなぜその問題を解く必要があるのか、自分はどこを目指しているのか、、、

そんなことにも想いを馳せるようになると面白いですね。そう、この考え方は人生においても非常に実は役立つんですよね。

おとなになって忙しくなったりすると、自分の感覚は無視しがちになり、『正しい』と思われることを頑張ってしようと無理したりするようになります。そんな時に、シンプルに「自分はなんでこんな事をやっているんだろう?」という問に向かい合ったり出来れば、人生はまるっきり違うものになっていくでしょう。

そんな事を思いながら、教えることを楽しくやらせていただいています^^

月曜日枠、生徒さん募集!

現在教えている生徒さんの卒業に伴い、月曜日の枠が3月途中から空きます。自分のような変わった先生でも良いと思ってくれる人は、気軽に連絡願います。
参照家庭教師・コーチング