父親の子育て参加支援事業 ~何故こんな決まりが?~

保育園の保護者連合会の役割の一つとして、『父親の子育て参加支援事業』というものを例年行っています。
今回、自分は役員になったのでその運営をすることになりました。

『父親の子育て参加支援事業』の趣旨;
父親の家庭教育参加への動機付け

上記の趣旨はわかりやすく、仕事偏重で子育てを母親に任せがちな父親たちに、子育ての楽しさや重要さなどを知って貰う機会を作るのは良いなと思います。

どんなカタチが良いかな?

実を言うとこれまで、私は『父親の子育て参加支援事業』に参加したことはありません
あるのは知っていましたが、興味は湧きませんでした。

それは『講演形式』だったからです。
子供を連れて講演を聞きに行っても、子供はすぐに飽きて聴いてられないでしょう。
そのために子供を他の人に預けたりするとしたら、、、逆に子育てから離れる方向になると思います。

個人的には、ただシンプルに『子どもとお父さんが集まって、色々触れ合いながら遊びまくる!』みたいなのが良いと思います。

多くのお父さん仲間にも出会えたり、他の家族の色々な遊び方を見ることでお互いに刺激になったりするでしょう。

こんな感じであれば、普段から子育てに関わっている父親たちも参加してくれると思います。(子連れで参加しにくい講演形式では、本当に子育てが好きな人はむしろ来ないでしょう)

と言うことで、自分は「親子が入り混じって積み木遊びか何かをして遊ぶイベントをやりましょう」と提案しました。

他の役員の方々もこの考えに賛同してくれ、やっぱり講演なんかよりも実際に遊んだほうがいいよね~との想いを語ってくれました。

そんな縛りが?!

ここで会長からこんな話が、、、
「僕もそういう方が絶対良いと思うんですけど、、、実はこんな縛りがありまして、、」

会長から手渡された資料を見て驚きました。
6)内容の欄にこんな事が書いてあったからです。

【心理学、小児保健、母子保健、幼児教育など専門家による講演会・シンポジウムは必須】
2015-07-10 19.27.15
ヤス「え?何これ?」

別の用紙にはこんなことが書いてありました。
=本事業を保護者連合会で取り組み意義付け=
【遊びや体験交流による「気づき」の場を提供する役割は大きい】

この意義付けの部分を読んだ限りでは、自分が思っている事と同じ方向を向いていると思います。
しかしながら、何故か上記のように、『講演・シンポジウムは必須』という縛りが存在しているのです(^_^;)

これはちょっと良くわからないね、、、と言うことで、取り敢えず講演案と親子あそび案の二路線を考え、縛りに関しては、『意義付け』から離れない限り緩くしてもらえることも可能なのかなどを役所に確認していこうということになりました。

こんな感じで色々思うところが出てきたりするので、会長さんには役所との話し合いなど、色々と仕事を増やしてしまっております(^_^;)

いつも熱心に活動してくれている会長さんに感謝しておりますm(_ _)m