最近、中学生や高校生に受験勉強の仕方について個別指南をする機会が増えているのですが、彼らの話を聞いていて、いつも共通していることがあります。
学校の授業の進め方があまりに画一的なのか、誰も授業中に『勉強』していないようなのです!
詳しく言うと、授業中には誰も『主体的に』勉強していないのです。
授業って何?先生って何?
自分の感覚からすると、授業中にちゃんと主体的に勉強していたとすれば、特に塾など行かなくても高校の3年で十分に大学入試に合格できると思います。それが東大だとしても(医学部はキツイかな)。小学校から『お受験』などの必要は感じません。それよりは思いっきり自分の意志で自由に遊びまくるほうが、主体的に動くことが出来るようになって良いと思います。
授業時間は高校生活の中で大きな時間を占めます。
何故、その時間を有効に使わないのでしょうか?
- 周りと同じことをしていたほうが良い
- 先生の言うことを聞いていたほうが良い
- 義務感からただ授業に出ている
理由は色々とあると思いますが、授業というのは『受けるもの』と言う風に捉えている人が殆どのように思えます。
ここが変わり、『授業中は学ぶ時間なんだ!』と気づけば、劇的に変化します!
個別指南ではココの点をクリアするために色々とお話をさせて頂いています。
色々な所から依頼が
先日、静岡に帰省した折には、義母の知り合いがお子さんを連れて話を聞きに来てくれました。
成績が伸びないのが心配なのは、お子さん自身のみならず、親御さんも同様のようでした。
勉強や授業に対する捉え方が変わり、肩の力を抜いてシンプルに勉強するようになれば、成績は自然と伸びるでしょう。
その翌日は家庭教師の日だったのですが、急遽キャンセルさせて欲しいという連絡があり、その直後に高校生と母親から個別指南の依頼がありました。
タイミングというのは面白いものです。その日はその親子にお話をするのが使命だったのでしょう。
成績ビリ?それは良いね!!
高校1年生で成績が悪いことを気にして来てくれたTさん親子。
お母さんは心配そうでしたが、自分は逆に「そりゃあ良いね!」と思いました。
そして実際に彼らにはそう伝えました。ビリと見做されていた人の成績が跳ね上がったほうが、元から出来ると言われていた人の成績が上がるのよりも断然面白いですからね!
自分自身、受験勉強時の最大のモチベーションはココにあったのです。
このモチベーションがあった自分は、授業中に主体的に勉強しないなんていう選択肢はあり得ませんでした。遂には授業に出る暇さえ無いことに気づき、一人で勉強を進めだしたのです。
半年で偏差値が31から75になったのはこのモチベーションがあったからです。
しかも今では、当時に比べてもっと効率的に勉強する方法を知っているので、高1から勉強を始めるのであれば、大学入試なんてかなり楽なイメージです。高2からでももちろん問題なし。
モチベーションがいかに勉強効率に影響を及ぼすかを実例をあげて説明しました。
ちょっとわかってもらえたみたいで嬉しいです♪
周りの環境の影響も大きい
母親は、子供の成績が低いのを見て、子供の能力が低いと思い込んでいました。
でも、心はテストの点数などでは計れません。
勉強よりも大切なもの、やりたいものがある人は、勉強よりもそれを優先させているだけかもしれません。
実際、自分は授業中には筋トレをしたり、ギターの練習をしたり、好きな事ばかりしていました。『主体的に』ね^^
点数で人をはかるというのは会社の入社試験でもありますが、これも自分からすると勿体無い部分があると思っています。実際の自分の入社試験では、その事を面接官に説いたら理解してもらうことが出来、ペーパー試験では不合格だったのに逆転合格したどころか、入社後に特別待遇になった経験があります。
これも全て『主体的に』動くことの結果であり、それはちゃんと説明すればわかってもらえるような事でもあります。
親のちょっとした一言がプレッシャーになったり、やる気を削ぎ落としたりします。
この影響力は甚大です。どうせなら、この影響をやる気アップの方に使ったほうが楽しいと思うのです。
「点数なんて気にしなさんな。100点でも0点でも、お前は自慢の息子だよ!」
こんな感じに^^
勉強の仕方、心の持ち方などを知りたい方へ
こんな感じで、予約制で勉強の仕方などを教えたり、ストレスから開放される心の持ち方などについて個別指南を受け付けております。
受験勉強なんていうのは、やり方さえ分かればあとは自分でできますので、興味がおありの方はお気軽に連絡願います。