小さな物語– category –
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承認欲求があるうちは不十分 ~理解を超えた領域~
他人に認められたいと思う人はすごく多い。人に褒められたいと思う人もすごく多い。 人の役に立ちたいという考えであればいいだろう。だが上の二つの考え方だとそうならなかった時に苦しみを感じることが多いだろう。 人に褒められることをしたり、人にい... -
幸せになるには
男 「幸せになりたいのですが、どうしたら良いですか?」 マスター 「眠るコツは『寝ようとなんて頑張らない事』。」わかるかね?」 男 「はぁ」 マスター 「勉強なんかもそうだね。頑張っていますと言うような人はそれほど成績がよくなかったりする。... -
妄想に生きる男、トラザ ~妄想と現実の境界線~
登場人物; ・熊谷 トラザ;いつも妄想している男の子 ・長澤 佳澄;隣のクラスの女の子 「うふふ、俺は幸せだなぁ。」 そうつぶやいたのは高校生の男の子、熊谷トラザ。 彼にはとっても奇妙な癖があった。いつも何か妄想しているのだ。 例えばこうだ。 ... -
何もない?だからこそ可能性は無限なんだ
「え~、、お前の家、何もねえな、、」 康太はソラリスの家に遊びに来ていた。 「ん?」 ソラリスが不思議そうな顔をしている。 「いや、ゲームとかさ、、。普通なんかそういうのあるだろ?」 「いや、俺は持ってないや。」 「まじか、何して遊んでるんだ... -
神との対話2 ~感情を通して~
「神との対話はできるようになったかね?」 久々に里美に会ったソラディスは訪ねた。 「意識して練習はしています。しかしなかなか出来るようにはなりません、、、。なんとなく出来ているような気がする時もあるんですけどね。」 里美の様子では進捗状況は... -
神との対話 ~目の前の現象はメッセージ~
「あー、すごい虫に食われちゃった。いやんなるなあ!」 里美はそう言いながらせっせと虫を取り除いている。 「ん、どうしたんだい?」 通りかかったソラディスは尋ねた。 「すごい数の虫がわいちゃって、頑張って育てた野菜が食べられちゃっているんです... -
どうして沈んでいるの? ~感情vs尺度~
ソラリスと里美は一緒に秘密基地を作るべく、近くの森から木を切り出し、 ほぞ穴を刻んだりしながら組み立て作業を進めていた。 慣れない作業で二人はスムーズに作業を進めることができなかった。 「あーかな?こうかな? 」 ソラリスは色々試行錯誤しなが... -
神様、『痛み』をくれてありがとう!
「くそ~、やけどした。すげぇ痛え。」 タケルは苛立ちながら言った。 「俺も実は足ひねっちゃって、最近ずっと痛いわ。」 と友達の幸三。 「痛いなんて感覚、なくなりゃ良いのにな。まじ無駄!」 というタケルに対し、幸三はこう答えた。 「いや、痛みっ...