小さな物語– category –
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神様、『痛み』をくれてありがとう!
「くそ~、やけどした。すげぇ痛え。」 タケルは苛立ちながら言った。 「俺も実は足ひねっちゃって、最近ずっと痛いわ。」 と友達の幸三。 「痛いなんて感覚、なくなりゃ良いのにな。まじ無駄!」 というタケルに対し、幸三はこう答えた。 「いや、痛みっ... -
打算ではなく、ただ幸せに向かって
登場人物 トイチ;競争的な生活に疲れ、田舎でのんびり暮らすことを夢見る。精神世界に興味あり。 リンク;農園経営をしながら飄々と暮らす。急に深い話をしたりする。 woof(農業ボランティア)に 「はぁ~、、、」 仕事やら、生活のことやらで色々と気に... -
器のでかさと家族の笑顔 ~当たり前の幸せに気づく~
不満ばかり 「うわ、カレー冷めてるじゃん、、、。」 「お母さん今手を離せないから、自分で温めて。」 「うわ、、めんどくせえ、、、」 小学三年生の祐太郎は父親とともに同級生の小作の家に遊びに来ていた。 「いいよもう、冷めてても!」 面倒くさそう... -
自分の心で生きよう ~外部情報に振り回されない~
占いや広告に、、、 ゆりかの服を買うため、わたるはゆりかと一緒にショッピングに来ていた。 「今はアニマル柄がトレンドなんだって!」 「う~ん、、、ゆりかちゃん、本当にその柄好きなの?なんかゆりかちゃんっぽくないな、、、」 「え?やっぱり似合... -
人生という名のゲーム
人生、やんなっちゃうな! 「あ~もう、本当に俺って駄目だな!生きているのがマジで嫌になるな!」 酒場で悟は同僚に愚痴を吐いていた。悟は長い付き合いだった親友とルームシェアをしていたが喧嘩してしまい、親友は部屋を出て音信不通になっていた。そ... -
あきらめたら学びの機会を逃しますよ
ソラディスのもとに手伝いに来ていた優香は連日、ノミで木を削るという作業を行っていたが、この作業が苦手でなかなか思うように進めることができなかった。 「私、この作業、むいていません、、、。モチベーションも上がりません、、、」 こう言って、優... -
ため息が出るのはなぜ? ~痩せたいのに痩せられない?~
「ハァ~、、、」と甘太郎は長いため息をついた。 順調に仕事も入っている。お客さんのお役にも立てている。 やるべきことは全部できているはずなのに、なぜかため息しか出ない、、、。 悩んだ後に甘太郎はソラディスの元を訪ねた。 甘太郎の話を一通り聞... -
子供が手がかかるのではない 親が子供を手がかかるように育てているのだ
「何かお手伝いをさせてください。」 そう言って小さい男の子(裕太、三歳)を連れた女性(恵子)がソラディスの元を訪れた。 「絵本読んで!」「ママ~、抱っこ!」 恵子が作業していると、裕太がちょくちょく呼んでくる。 作業中だからといっても聞いて...