やりたいこと実践講座の体験談

先日、やりたいこと実践講座イベントに参加してくれたK.S.君が体験談を書いてくれましたので紹介します。

「『室田さんが言うから』ではなく一個一個ちゃんと自分で納得しよう。室田さんに頼らなくてもちゃんと自分の頭と足で自分の場所を見つけられるようになろう」

いいですね~、自分で感じ、自分の頭で考えられるようになるのが重要だと自分も思います。
ただ、「何が正しいか?」という真面目な問は、よほど突き詰めないと偏った答えにたどり着いてしまうでしょう。
そこに気付けるか、そっと見守るつもりです。

K.S.君も気づいているとおり、自分は答えだけを教えるつもりはありません。自分で答えを導けるようになるためのヒントを出そうとしているだけです。そうでないと、本当に理解することはできないからです。

目次

体験談 K.S.君 20代 男性

僕の持てる精一杯の純粋さと正直な気持ちで書きます

最初に自分のことを書きますと、小学生時代は「思いやりの心」とか薄っぺらいなとか思い、中学受験で中学に入れば「良い学校に入ればいいことがあるって親も先生も言ってたのに全然違うじゃないか‼️」というどうしようもない怒りにかられ「みんな自分の利益のために騙しあっているんだ、騙されないように強くならなくては」と思い、結果あまり人の話を聞かなくなった、というのが僕です。

この怒りにかられて尾崎豊を歌っていたころに「学校は辞めたいけど金はほしい」と思い起業家の本を読んだ結果精神世界にはまり、めぐりめぐって室田さんの所に来ました。お金欲しさに室田さんの所にきたというのが振り返ると笑えます笑

室田さんに教えを請うておきながら「室田さんにとっての100点は自分にとっては実は0点かもしれないから『室田さんが言うから』ではなく一個一個ちゃんと自分で納得しよう。室田さんに頼らなくてもちゃんと自分の頭と足で自分の場所を見つけられるようになろう」などと考えます。要するに生意気な奴です。
生意気に輪をかけた生意気なので、頭が悪い奴が決めたルールなんか守れるか、自分で全部考えて動こうと思って生きてきました。
善悪関係なく勝手に決めたルールを無理矢理にでもやりとおそうとする迷惑な人とも言えます(自分としては毎回絶対的に自分が正しいと信じていますし初志貫徹してて偉いなぐらいに思っていました)悪いことをしても周りや、自分の今までの環境のせいにするクセもあるので何かと周りとの争いが絶えません。
道の真ん中を「みんなどけどけ」と思いながら歩いて自転車にぶつかられて怒ったりして生きてきました。

そういう毎日が24年の人生中12年以上なので、いい加減嫌気がさして少しずつ室田さんの所で心について学んでいます。

今回は「今まで自分はあまり人の話を聞いたり人の気持ちを考えて来なかったからそういう練習をしよう」と思ってきたのですがまさかの自分一人で、思っていたのとは打って代わり室田さんと1~2時間話をした結果

「自分が考えていた部分よりずっと手前の話か、、、自分で考えていたのとは全然考えている場所が違う、、」という感じで少しすっきりした気持ちでした。

その日はなんとなく泊まり、次の日に帰るつもりでしたが朝起きると「なんか分からないけれど色々と何かが違う」と思い帰りたくなくなったので「バス停を見てくる」と言って家を出ました。が、バス停も見つからず、歩いていることや一人でいる心地良さがあったので歩き続けているうちに「自分は1日泊まって色々助けてもらっているのにちゃんと感謝してないな、ちゃんと感謝して帰ろう」と思いつつ、このまま帰っても本当の感謝は出来ないと思い、「感謝」の気持ちを探す旅に出ました。歩き続けながら「昨日飲んだ味噌は150円で買った味噌ではなく1から頑張って作った味噌だったんだよな、ちゃんとその苦労を想像しよう」などと考えていました。
あてもなく歩くのが楽しくてぐるぐる歩いていたら旅ではなく迷子になりました。
3時間ほど歩いて死にかけ暑さと水分不足で死にかけ、今日から三日間さよい続けるんではないだろうかと思い出しましたいた所、ガソリンスタンドを見つけ、ガソリンスタンドのおじさん(今までの自分ならしょうもないおじさんだと思っていた人)に水をもらい、心の底から感謝をし何度もお礼を言いました(なので後から不審がられていたと知り少しショックでした笑)。
スマホで道を教えてもらい、
戻って寝たあと旅の続きの瞑想をし「自分はなんで毎回毎回感謝とか大事なことをすぐに忘れて、人の善意にあぐらをかいて人を傷つけるんだろう」と思うと悲しくて仕方なくなりました。

ビヨンドのスタッフの方に感謝の気持ちを伝え、体の重りが消えたようですごく楽になりました。
4歳のTちゃんと一緒にお風呂に入り、旅の疲れで(ビヨンド来て旅に出て迷子になるのは僕ぐらいなので心配しなくても大丈夫です笑)その日はすぐに寝ました。

次の朝5時くらいに目が覚めると人間が怖くて仕方ありませんでした。理由は分からないのですが「子どものころの自分は毎日一言も喋れず世界のすべてが怖くてまさにこんな感じだったな」と思い出しました。
今の自分の異常に周りに戦いを挑んだり攻撃的になる性格は自分を守るために自分で選んで身につけた物なんだということ、だけど24年かけて「力をつけてもまたもっと強いものと戦うだけで、本当は争わないのが一番強いんじゃないのか」ということを室田さんのおかげで少し学べたように感じました。

帰りの車の中で室田さんから「素直」ということについて話をしてもらったのですが頭で分かっていても体では分からないなという感じでした。

東京に戻って「素直になる」ことについて考えたけれどよく分からないなと思っていたら大学時代のMちゃんのことを思い出しました。
僕はずっとMちゃんのことを「アンポンタンで何も出来ないし、改善しようともしないダメな奴」と思っていたのですが、好きなことは好き、嫌なことは嫌と、素直に自分の気持ちを言う、けれど人のことを傷つけない、いつもみんなから愛されている素晴らしい人だったんだとふと思い返しました。Mちゃんといた時自分はいつも笑っていたし、楽しい思い出がいっぱいあったなと思い返しました。
Mちゃんのことを考えると素直でいるということがいかに素晴らしいかよくわかりました。
ずっと自分はMちゃんのことが大好きだったんだなと気づき、また会いたい、9割9分ないけれどMちゃんが結婚してくれと言ってきたら結婚しようと思いました笑

他にも色んな人のことを同じように考えることが出来ました。

自分は今まで「自分しか愛してないから人を好きになったことがないし、これからもないと思う」と友だちに言ったり、自分のことを好きでいてくれていた人たちにも些細な欠点が許せず急に無視して傷つけたりしていたのですが急に自分の中に「大好き」とか「愛してる」が出て来て、今までイヤホンから流れてきても飛ばしていたミスチルのラブソングに感動して夜中に震えました。

度々現れていた心の中にあった怒りや憎しみは、東京にいても今は感じません。
街を歩いていても色々な人に笑顔でいることが出来ます。

これが第一回やりたいこと講座での僕の体験です。
今後もやりたいこと実践講座を通じて「素直な気持ち」でいられるよう心を自然にしていきたいと考えています。

室田さんは学校の先生のようにただ教えるのではなく導いてくれるような感じで、
後から振り替えると「あの時自分にとって一番重要なことをただ教えるのではなく、自分で気づけるように導いていてくれていたのか」と気づくことがよくあります。
常に僕が先に進むのに必要なもので僕を助けてくれますが、あくまで本当に歩くのは自分なんだといつも言ってくれているような気がします。
僕の周りではたくさんの人たちが木を切ったり遊んだりしていましたが(というよりも完全に僕がアウェー側ですが笑)室田さんは「色々なことに縛られず体も心も自然に生きる」ということを教えてくれているのかなと思いました。

たくさんの人たちが木を切ったり遊んだり; この日は小人の家づくりイベントを開催中でした。一生懸命皆で小屋作りの作業をしていたのですが、S君には遊んでいるように見えたようです。それだけ皆が楽しく活動していたのです♪

僕が昔のまま躓かずに生きていれば「学校や仕事を休んでそんなとこにいけるか」と思っていたと思いますが、躓いた今の僕は勉強やお金などの「小手先」の物よりも意味があるものについて学べて良かったと感じています。

p.s
Mちゃんに自分が間違っていたと伝えると「みんなこうして大人になってゆくんだな」と言われました笑
「うるせえ笑」と思いましたが室田さんのおかげで大事な友だちを失わずにすみました。ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次