自分がされたら嬉しい事を人にしてあげよう！　～ぴたらファームで稲刈り手伝い～

『人にされたら嬉しい事を人にしてあげよう！』プロジェクトの一環として、友達のぴたらファームに稲刈りの手伝いに行ってきた。

稲架掛けをしたり、刈った稲をワラで束ねたり、、、

初めて機械製の脱穀機も使用した。
う～ん、、これ早いな～。流石機械！

また、今日は稲刈りの手伝いだけではなく、友達（JKii）に会うという目的があった。

JKiiは金峰山にフラリと自分が登りに行った時に出会ったタイ人の女の子。
日本語が少し話せ、英語も話せる。

登山中にはかなり長い間お話をすることが出来、音楽の趣味も一緒だったりして仲良しになったのだ。

「今度タイ料理を作って食べさせてね♪」

という自分のお願いに笑顔で答えてくれた。
「自分は料理が得意ではないので緊張するけど、作ります＾＾」

今回の稲刈り手伝い時に、そのタイ料理をご馳走してもらうことにしたのだ。

そして実際に提供されたのがコチラ！

いや～、グリーンカレー、懐かしい！美味しい＾＾

JKii、ごちそうさま！
そしてたいちゃんも、サラダごちそうさま！

ところで、ぴたらファームにはJKii以外にも一人の女の子（Ｎちゃん）がWWOOFに来ており、その子とも色々と話した。

Ｎちゃんは『グループ活動があまり得意ではない』との悩みを打ち明けてくれた。
そんな事もあり、高校を一年で辞めたり、現在在籍している大学も休学中だったりするらしい。

そんなＮちゃんに、自分なりの考え方、人との接し方などをお話した。

人と合わせる必要なんて無いんじゃない？
自分だけメチャクチャ浮いているって？
いや～、それはお互いの理解不足なだけだよ。

興味の対象が違うのなんて当たり前じゃない。
相手に興味がなくても自分に興味が有ることは、なぜ興味があるかを説明してあげたらいいんじゃない？
知ったら相手も興味をもつかもしれないし、別に興味を持ってくれなくても何も問題なんか無くない？
逆に、自分も相手が興味を持っている分野について色々と聞いてみたら？

実は、自分にはまるっきり面白さがわからなかった、相手が興味を持っていた分野も面白かったりするかもよ～。

自分の場合は、人と考えがまるっきり違うことがかなり多いが、だからこそ自分には自分にしか出来ないことがあると思っている。

これはＮちゃんも同じはず＾＾

この日はJKiiのぴたらファーム最後のお勤めの日であり、この晩餐会はお別れ会となった。

数週間に渡る北杜市の滞在をJKiiは物凄く楽しんでくれたらしく、自分にそっとこんなことを言ってくれた。

「室田さんがベストだったと思う年齢が25歳だったというのであれば、自分の中での一番は22歳です！」

22歳といえば、まさに今のことだ。

「まさに今、物凄く幸せです！」

そう言ってニッコリと微笑む彼女は本当に愛らしかった。

彼女にボランティアで日本語を教えている女性が「私の可愛いJKii」と言っていたのがよく分かる。

『笑顔は世界を変える力がある』

こう自分はハッキリと感じている。

暗くうつむいている人に、笑顔で「おはようございます＾＾」と声を掛けた瞬間に相手の顔がパァッと明るくなるなんてことはしょっちゅうある。

自分の農園、自然農園ビヨンドは、その笑顔、顔の輝きを伝播させるための場所として開いたものだが、その笑顔の輝きをJKiiはまさに持っていた。

小さい子供は普通に持っているものだが、大人であのような無邪気な笑顔を持つ人は珍しい。

『笑顔のチカラは本当に凄いんですよ！』

彼女には改めてそう感じさせてもらった。

彼女の残りの日本滞在が素晴らしいものとなりますように、、、

“The Power of SMILE”