先日と同じ火事現場(Hさん宅)の手伝いに行ってきた。
小屋の解体及び除去に人出が必要との事だったのだ。
小屋の解体
焼けて真っ黒焦げの小屋を解体した。
ハンマーでぶっ叩いたり、バールで剥がしたり。
不謹慎なのかもしれないが、作業自体はわりと面白い。
ただ、L字金具などはインパクトドライバーなどで外したほうが楽だったかな。
皆の熱心な働きにより、あっという間に小屋は解体され、片付けられた。
予想外に早く出来たということで、更には残っていた母屋の基礎や床なども撤去。
一人だと大変な作業も、人が集まるとこんなに早く終わるんだな~
フットワークの軽さとは?
代表区長もそうだが、こういう活動はフットワークが軽くないと難しい。
この現場には多くの人達が平日の昼間から助けに駆けつけている。
フットワークが軽いというのは、暇であると言うこととは異なる。
参加者の一人、Tさんの言葉はそれをよく表している。
そこまでしてHさんのお手伝いをするのには、それなりの背景があるのだろう。
Tさん自身、昔、八ヶ岳に移住してきて自分で家や工房を建てたり、庭造りをしたという。それらは自分一人では出来るものではなく、多くの人達に手を貸してもらったようだ。
そういう有り難さを経験しているからこそ、他人の『手を貸して欲しい!』状況には敏感に反応できるのだと思う。
大変だよとは言いながらも、微笑みながら語るTさんの言葉は温かかった。
自分の事のように!
少しでも人の役にたてれば、自分としてはそれだけで歓びなのだが、今回の現場ではそれ以上の歓びを味あわせてもらっている。
そこに集まっている皆が、『相手の幸せを自分の幸せのように心から喜んでいる』のを感じることができるのだ。
これは本当に素晴らしい体験だ!
~その時の様子~
地元の方「Hさん、あそこの家空いているんだから、借りて住みなさいよ。安く借りれると思うわよ。」
Hさん「え~?あそこの家借りれるの?」
仲間たち「Hさん、それは凄くいいよ!是非借りよう!」
「いや~、それはいい話だなぁ」
「本当に良かった!絶対そうするべきだよ!あそこに住みながらここにまた家を建てよう!」
自分は『心と心の繋がり』の素晴らしさを、多くの人に体験を通して伝えたいと日々思っているのだが、そのような体験がここでは味わうことが出来たのだ。
そこに集まっている人々に聞いた所、彼らのような繋がりの強い仲間内でも、このような体験は極めて稀とのこと。
自分はこんな素晴らしい体験を日常にしていきたい。
家族や特定の仲良し内に限ったりせず、誰もが当たり前のように繋がりを感じられるような世界を創って行きたいな~。
『繋がっているんだ』
優しくされれば優しくしたくなる
あなたが怒れば周りも嫌な気分になる
ではあなたが微笑んだら?
周りの雰囲気も暖かくなるんだよ
繋がっているんだ
皆、繋がっているんだよ
幸せになりたいなら
人を幸せにしてみてごらん?
きっとあなたも感じるだろう
『自分』と『他人』の境界が薄れていくのを