自由で行こう! ~子供を見守る~


「流れ星を探しに外に」

仕事上、子育てに関する相談をよく受けます。学校の先生やまわりの意見などで不安になったりするそうです。

「おたくの子供は多動ではないのか?」
「落ち着きがない。病気かもしれないから病院で見てもらったほうが良いのではないか?」
「忘れ物ばかりしている。ちょっとおかしいのではないか?」

こんなことを言われ続けると、自分の子供を信じることが難しくなるかもしれません。

でも実はそれらのそれっぽい意見も、子供の気持ちを全然理解できていないから発せられる場合が多かったりします。

「空飛ぶ学校」

「正しく」生きよう!と頑張っているうちに、いつしか子供の時の気持ちを忘れてしまうのかもしれません。

自分は自分が子供の頃の気持を今でもはっきりと覚えており、それを大切にしています。もとからそういう性格だったため、同じような気持ちを未だに持っています。

落ち着きが無いのには理由があったりします。
忘れっぽいのには理由があったりします。

大人からすると「子供っぽい」と一蹴されるような理由でも、子供からするとものすごい重要な理由だったりします。

本当に熱中するものがあると、それ以外のことにはメモ心も行かなくなったりします。授業や親の言いつけなどには注意が回らなくなることもあります。

先生や親からすると困った子供かもしれませんが、自分からすると『素直な子』♪

真悟(息子)のがんばりカードを見て、思わずニヤリとしました。まさに自分が子供の時と同じだったのです。

「がんばりカード」

大人にハンコを押して貰う所を、自分で勝手に押しちゃっています。上下なども適当で、自分で押したのがバレバレ^^;

自分は高校の時、学校にほとんど行かなくなった時、先生の出席簿に勝手に欠席なのに出席に自分で書き込んでいました。先生とは信頼関係があったので、先生も見て見ぬふり?をしてくれていました。実際、他の生徒が黒色で丸の所を自分だけ持っていた青色のボールペンで丸付けしていたので、モロバレです。先生も「室田~、もっと上手くやれよ~」と苦笑してたくらいです。

大人の世界でこんなことをやると、「不正だ!」、「不真面目だ!」と責められることでしょうね。でも、その時の自分にしてみれば、ただ単に出席することよりももっともっと大切にしていることがあったのです。自分は自分の想いを先生や周りに告げることで、気持ちを知ってもらい、理解してもらえたのです。

真悟も誰が判子を押すかどうかなどは重要だと考えていないようです。「そんなチェックなどされなくても自分でしっかりとやれば良いだろう?」多分、こんな感じに^^

そんな気持ちがわかるから、できるだけ子供達には自由にさせてあげています。

→ ノートが汚いのって悪いの? ~情熱に溢れたノート取り~に続く