3月後半から毎日ボランティアに通ってくれているS君。先日は誕生日だったらしいのでサプライズでお祝いをしたいなと思いました。
ちょうどボランティアに来ていたもえちゃんに「S君、誕生日だったみたいだからお祝いしてあげようよ。」と伝えると「ケーキを焼こうと思います!」と答えてくれました。
稲刈りの最中、自分は少し抜けてイチヂクを収穫したり、家庭教師の帰り道に材料を買ったりしてケーキ作りに備えました。
S君に悟られずに、ケーキを焼くためにもえちゃんを連れ出そうとしたら、実はすでにもえちゃんはS君にケーキを焼くことを伝えていたそうです、、、(秘密裏に動いていたの自分だけ?!)
そして無事にケーキも焼き上がり、誕生パーティー。
平日なのにまたまた結構な人数がボランティアで集まっています。リピーターが多く、皆、知った顔なので絆が深まりますね。
こんな感じで、集まりたい人が集まり、ともに活動する。そして絆が深まり、居心地よく感じてくれる。
嬉しい循環ですね。自分はこんな環境がすごく好きです。
いつも素晴らしい人達に囲まれて幸せです。
集まってくれている皆にも「幸せは皆でシェアしようね」と伝えています。
思わずこんなノートまで作り、ビヨンドの古民家に置いてあります。
先日、もえちゃんが「嬉しさが込み上げてきて、すごくありがたいなぁって気持ちが湧いてきて涙がポロポロこぼれました。」と幸せをシェアしてくれました。
そしてそれを読んだS君から自分にメールが届きました。
せっかくなのでそれも本人了承のもと、シェアします。
ビヨンドではいつもこんな感じで皆の幸せをシェアしています^^
S君からのメール
萌ちゃんの感想文読みました。
ケーキでお祝いしてもらった日、古民家に泊まったのですが、夜中に目が覚めたので、外に出てイスに座って、ボーッとしてました。そして、なんて幸せなんだろうという気分になりました。朝、起きたらケーキを作ってくれた萌ちゃんにありがとうを言いたいなという気持ちになりました。
朝になって、萌ちゃんに会ったとき、本当に自然にありがとうが言えました。それから、萌ちゃんから夜寝るとき、幸せだな~と思って涙が出てきた事を聞きました。
自分も家で幸せだな~と思ってよく泣いてるよと答えました。実際、家で本当によく泣いてます(笑)散歩しながら泣いてるときもあります(笑)
自分の誕生日に古民家で、さとこさんがスマイルという歌を歌ってくれたのですが、それを聴いたとき涙が出てきて止まらなくなって、もう自分を制御できなくなって、なんで泣いてるのかもわからなくなって。
家に帰って、冷静になって振り返ってみると、その日は家作りのイベントの日で、午前中の作業のときに「みんな、やる気があってすごいな。自分はどうもやる気が出ないな…何なんだろう」と思い悩んで、お昼の間、古民家のハンモックに揺られながら考えていました。
そしたら、みんなでハッピーバースデーを歌ってくれて、みんなに祝ってもらってうれしいなという気持ちになりました。
その後、善文さんがオカリナを吹いてくれたのですが、その時に何かをつかめそうな感覚になったのですが、あと少しで…というところで演奏は終わってしまいました。
もう少しで何かをつかめたのに…と残念な気持ちでいると、今度はさとこさんが歌を歌ってくれる事に。
そのスマイルという歌の歌詞を聴いたとたん、「あ!答えが見つかった!」という感覚になり、涙が止まらなくなりました。
自分は家を作りたいのではなく、みんなで笑い合いたいのだと。だから家を作るのは、それが得意な人や好きな人に任せて、自分は自分らしく笑って、自分が出来ることをやればいいのではないかと。
山登りのときと似たような気づきが誕生日に出来た事で、すばらしい40代になるのではないかと勝手に思っています(笑)
参照登山中の気付き ~気づきはサプライズから~
ちなみに、泣いているところを見られたくないので、ハンモックをみのむしみたいにして閉じこもって、そこからしばらく出られませんでした(笑)