考え方が変わる人も
今回、コロナウイルスの影響を受け、日本全国に非常事態宣言が出され、非常に多くの人たちに影響を与えています。
苦しい思いをしている人も多いと思います。しかし、これを機に考え方が変わってくる人たちも多いかなと思ったりします。
今まで当たり前と言われたことに疑問符を感じ始めている人は増えているのではないでしょうか?
- 満員電車に揺られて出勤するのは当たり前
- 人口密度が高い方が土地の価値がある
- 給料が良い仕事に就ければ安定
『都会や街にいてお金を持っていれば安心』というのは、地方や外国との連携が前提としてあるはずですが、その連携が崩れたとき、物凄く不安定になる可能性がありますよね。
それまでがあまりにも安定だと、それを盲目的に信じ込むかもしれませんが、忘れたころに急に連携が切れちゃったりもします。
2011年の東日本大震災の際にも生き方が変わった人は沢山いましたね。
頑張って働いてお金を稼ぎ、マイホームを建てたのにもかかわらず、家が流されちゃった人もいます。家は失ったのに、借金だけは流されていなかったりもします。
そういうことを経験したの中には、「次はお金だけに頼らず自分で生きる力をつけよう!」と考える人もいました。空き家を自分で改修して住むようにしたり、農的な暮らしをしたりですね。
雇ってくれている企業などだけに頼るのではなく、周りに生きる人たちと助け合うことを大事にする人が増えたような気がします。
今回、県外への移動制限までされました。高密度のところが危険と言われながら、高密度の地域の人たちは脱出することもできなかったのです。この経験は大きかったのではないかなと思います。
実際、今、地方に居住地を移そうという人が増えているとNHKのニュースで報じられていたようです。
今現在、生活にお困りの方がいましたら
先日、生活に困っている、、という人から連絡を頂きました。その人はコロナウイルスの影響を受けて仕事を失い、家もなく車中泊を続け、ついに食べ物を買うお金さえも失いそうという状況でした。
市役所や社会福祉協議会などに行くもどうにもならなかったそうで、うちに連絡をくれたのです。
自分は収入が少ないので金銭的に彼を助けてあげることはできないのですが、有難いことに彼が必要としていた泊まるための家やお風呂、洗濯機はお貸しすることができています。
食事も提供してあげれたら良いのですが、残念ながら現時点では畑などにそれほど多くの野菜はなく、去年採ったお米も残りが少なくなっています(^^;
ただ、本当に食べ物もなく困るという人には食べ物を得られるように他の人たちに一緒に頼みに行ってあげたりはすることができます。お金がなくても体を動かすことができる人であれば、労働との引き換えで快く食べ物をもらうことができると思います。
ちなみに改装中で居心地はあまりよくないかもしれませんが、あと数人は受け入れることは可能です。
もしそんな人いましたら、連絡お待ちしております。
2020.07.05 追記
コロナで家と職を失ったT君、ビヨンドでの滞在を経て、無事に仕事で給料も入り、アパートを借りれるようになりました。そんな彼がわざわざ野菜を届けに来てくれています、、、
参照鶴の恩返し? ~玄関に野菜が!~