「ちょっと支温、宿題やったの?!」
遊ぶなら宿題を終わらせてから!という意向の妻が支温に聞いた。
「まだ、、、」
ママを怒らせたくはないんだけど、、、
支温は宿題にも気をかけているような素振りを見せながらも、自分の作業を止めずに進める。
妻からすると「自分の話を聞いてくれていない」と感じたのだろう。
催促するようにまた言った。
「支温、遊ぶなら先に宿題終わらせちゃってよ。」
支温はなおも作業の手を止めない。
この作業はママを喜ばすものであるはずだ!
そう思っていたから手を止めなかったのだ。
また、この作業は自分と一緒にしていたので「パパが作業していてもいいって言っているから」という安心感があったのだろう。
そして、遂にその作業は完成した。
その作業とは、12年めの結婚記念日のプレゼント作り(上部の記念絵)だ。
ママに内緒でそれを制作していたのだ(^_^)v
自分としては、宿題よりもずっと大事なことを支温はしてくれていると感じていた。
妻も作品をプレゼントされて同じように思ってくれたんじゃないかな~
宿題もせずに遊んでいた内容が実は、ママを喜ばせる為のものだったのだから^^
『仕事や勉強もいいけれど、もっと大事なことってやっぱりあるよね!』