講演 ～話せば伝わる～
甲府の向山美和子の料理教室で開催された『あした祭り』で講演をさせていただきました。
題目は；
『自然が教えてくれたもの ～目の前の豊かさに気づく～』
参加者の皆さんに、自分が静岡から山梨に来て経験した自然の豊かさ、実際にその場で体験して感じた、その『豊かさ』についてお話させていただきました。
- 自然は対価なども求めずに、ただひたすら与えてくれる。
- その『自然』は有り余るほどに放置されており、活用者が求められてさえいる
二時間以上も話す時間を戴いたので、更には自分がＮＰＯとして活動しようとしている街づくりに関しても説明させていただきました。
- 山梨はラッキーな事に空き家率がNo.1であり、それらを有効活用することができれば、住む場所でさえ容易に手に入れられることになる
- 空き家率が全国一位であるのには文化的な背景があり、それを大きく塗り替えるような新しい文化を提案してみせるのは無茶苦茶エキサイティングである！
昼食には、料理講師のＥちゃんが私をイメージして？おからハンバーグを用意してくれました。この日のために家で何度か試作などを繰り返してくれたそうです。ありがとうございますm(_ _)m
講演の予定時間は10時～13時でしたが話が弾み、昼食後にも皆で話し続けて、結局終了は14時過ぎ(^_^;)
- 野菜をつくるのではなく、野菜を作れる環境が手に入ることを伝える
- 自分のためにお金を稼ぐのではなく、お金に振り回されずに生きることが出来る環境を提案する
新聞での報道を見てくれていた方もおり、実際に会って話を聞くことでその意義がよくわかって頂けたようです。
今度、皆で揃って自然農園ビヨンドを皆で訪れてくれるそうです♪
話すだけでも意味合いはわかってもらえますが、実際に体験した場合には価値観がガラリと変わってしまったりします。
それがビヨンドで活動していて一番エキサイティングな所です♪
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山美和子さんの言
あした祭りの後に、反省会／打ち上げに参加させていただきました。
その席で、主催者の向山さんが想いを語ってくれました。
お金を稼ぐだけであれば、ではなく、社会的に意義があることをしたいという思いが今回のようなお祭の開催などに繋がっているというのです。
これは自分も正に同じです。
自分が食べるためだけであれば、小さいスペースの畑などがあれば足ります。自分がやりたいのは「食べ物は得ることが出来るんだ、、」という安心感を多くの人に感じてもらえる環境創りです。
それに注力するあまり、自分が食べる量の食物さえ十分に作れずに実際にはお店で買っていたりします(^_^;)
これはおかしな事のように思われるかもしれませんが、先ほど述べた優先順位がしっかりと心にある場合には、当たり前の行動なんですよね＾＾
和哉くんの言
打ち上げには研修生の和哉君も参加してくれました。その彼は自己紹介でこんなことを言っていました。
農園の研修生という紹介であれば、この言はかなり「？？？」な内容となりますが、自分の農園の特色を知っているにはその意味がわかるようです。
なんて言ったって、自分自身が「農業をしよう！」と思って山梨に来たわけではないので(^_^;)
打ち上げが終わり、帰りの車の中で、和哉君はこんなことも話していました。
この意味は説明するとかなり長くなり、恐らく多くの人には意味不明となるので説明は省きますが、この一言で彼がかなり人生について深く考えていることが分かります。
数日前に、彼に『人生とは、この落書きのようなものである』という講義をしたのですが、あれからかなり色々と彼なりに考えたようです。
探求にワクワクしている、、、そんな彼を見ていると自分も幸せになります～
あした祭りでは色々な人と会ったり話す機会を与えて頂き、感謝しております。
運営者さんも参加者さんもお疲れ様でした！