一年近くビヨンドに通ってくれたM君が、ついに移住生活を始めました。そのM君が体験談を書いてくれましたので紹介させて頂きます。
元記事改修ワークショップ→お試し滞在→移住へ! | NPO法人みんなの街
改修ワークショップに参加した事がきっかけで、お試し滞在を知ったM君。一年近くの間に何度も北杜市に足を運び、色々な体験をしました。稲の育て方や改修の方法などの形式的なもの以外にも『生き方』に対する新しい価値観なんかにも触れることが出来たと思います。そのM君、長年の夢だった?移住についに踏切り、今は九州で暮らしています。
その彼が体験談を書いてくれましたので、以下に紹介させて頂きます。目次T.M.君による体験談
私は昨年にネットでNPOみんなの街の改修ワークショップの内容を見て参加しました。
参加した理由は田舎暮らしには前々より興味があり、中古物件に住むことを想定していたので、改修は必要になると思った為です。知識は全くなかったので最初は見ているだけでしたが、多少失敗しても大丈夫という楽しみながら改修するワークショップだったので次第に簡単な作業と参加者で楽しく体験する事ができました。
5週連続のワークショップを体験して感じた事は全てでないにしても自分でもなんとか出来そうだなと思えた事がとても大きかったと思います。改修した古民家は短期・長期お試し滞在も可能だった事から、ワークショップの前日から泊まりで滞在させてもらい、その後ビヨンド自然塾で畑を見学し、代表者の室田さんの考えを聞かせてもらいながら、研修棟という別の施設に数日間滞在しながら田植えをしたり、一緒に農作業をしたり9か月程通わせて頂きました。
上記のワークショップと同じく、色々な事を実際やってみることはとても自分にとって良い体験になりました。気づいた事
- 今までの難しいとイメージしていた事がやってみると意外とできたりする。
- 人間関係やあまり周りを気にしないようになった。
- 自分の価値観で、自分の判断で動けるようになる。
- 滞在することで北杜市の雰囲気が分かり、移住してからの生活イメージが沸くようになった。
現在
熊本県天草市の空き家に2017年6月よりお試し滞在をしています。どの場所においてもお試し住宅があれば移住前にその場所の雰囲気が分かったり、地元の人と事前に知り合える事はいきなり移住するのとは大きな違いがあります。
例えば知り合った方に家や仕事を紹介してもらえたり、集落行事に呼んでもらえれば住人の方々と話す事で更に多くの情報を得る事ができます。現在田舎暮らしを希望する方は増えています。
情報は本、メディア、ネットと沢山ありますが、田舎暮らしの内容は一人一人違うのでそれが必ずしも合っているとは限りませんし、上記のような細かな情報は得ることは出来ません。
私は田舎では横の繋がりがとても重要なので自分を知っている人の数が重要だと思います。
情報をある程度得たら、気軽に足を運び、まずお試し移住してみて、移住者や地元の方の話しをしてみてイメージをしてみるのは良いと思います。