できるかできないかのちょっとした差

「勉強は苦手だ、全然できない。」
「みんなにはできるのに、自分にはできない。自分は頭が悪いんじゃないのか?」

こんな風に悩んでいる人は多いかもしれません。
当の本人だけではなく親御さんも悩んでる場合もよくあります。

「家の子ちょっと障害があるのかしら?」

このような場合、実は頭が悪いとかではなく、ただ勉強の仕方がわかってないだけのことはよくあります。

そこを改善すると急にできるようになっちゃったりするのです。

先日、M君に家庭教師で教えている時にこんなことがありました。

三角柱や三角錐、四角柱や四角錐の頂点や辺の数を求めよという問題があった時の事です。

「やっぱこれ、全部丸暗記しないと駄目ですかね?」

これを聞いて、 M 君が数学が苦手だと言ってた背景がなるほどなと頷けました。

多くの人はただ数字を丸暗記したりはしないでしょう。
四角柱や三角錐の形を思い浮かべ、 頭の中でその頂点や辺の数を数えるだけでしょう 。

イメージも何もなしにただ暗記をするというのは非常に難しいですし、自分もそうやってたとしたら四角柱や三角錐の頂点の数は分からなかったような気もします。

能力が高いとか低いとかではなく、明らかに難しい道を行ってるような感じなのです。

先日イベントでこんな話がありました。

「私、もの置いたら、すぐどこに置いたか忘れちゃう、、、」

自分はちょっと物忘れが多いという意味だと思うのですが、こういう発言もよく聞かれますね。

実は自分もすぐどこに物を置いたか忘れてしまいます。
しかし忘れたくないものの場合、忘れないように工夫をしています。

例えば電車の切符はズボンの右の前ポケット、車の鍵は○○の箱の中など、しまっておく場所をあらかじめ決めているのです。そうすると探す場所が一つしかなくなるので迷うことはなくなります。

物覚えがいいかどうかとかではなく、忘れないように工夫をしているだけなのです。

勉強ができるかできないか、、、これもちょっとの差だったりするんですよね^^