『夢・進路について考えよう!』イベントの様子

『夢・進路について考えよう!』イベントの様子をお伝えします。

大学は就職率上げることが目的となってることが多いので、 とりあえず頑張って就職活動しなさいと生徒に勧めるケースが多いと思います。

しかし、とりあえず就職という流れに違和感を持つ大学生は割とたくさんいます。

更には、実は同じように違和感を持つ大学教授もいたりするのです。

今回はそんな教授(Mさん)の方にも参加していただきました。

目次

自分の感覚を大切に!

ビヨンドでは周りの情報に流されるだけではなく、自分の頭で考え、自分の感覚を大切にするように教えています。

その教授はビヨンドの理念に共感し、私が大学生をどのように導くのか聞きたいと思って参加してくれたようです。

さて今回の将来・進路・夢について考えるイベント、 ビヨンドではどのように進めたのでしょうか?

通常の就職セミナーでは、いかに就職率を上げるかというような技術的なところがメインになると思います。 実際、就職率が上がる具体的な方法が聞けるとすれば生徒たちはすごく喜ぶのでしょう。

私のことを知っている人はすぐにわかると思いますが、ビヨンドでは心を最優先します。

形式的な所はほぼ無視です。

なぜかと言うと、ただ就職することが本来の目的ではないと思っているからです。
就職に受かったからといって必ずしも幸せになるとは限りません。

自分が本当に望む道を進まないと、結局、心は満たされないのです。

まずは参加者のかたに将来、何をやりたいのかを聞いてみました。

すると、あらかじめ考えていたようで、スラスラと答えが返ってきました。

しかし、、、しかし、、、

あまり響かないんですよね。

考えているなあとは思うんですが、情熱は感じられないんです。

これ、大学生でも社会人でも誰でも、実はすごくよくあるんですよね。

外からの情報をもとに、『頭で考えて』結論を出してるんですよね。

本当にやりたいかどうかとかではなく、やれるかどうかとか、やるべきかどうかとか、、そういう基準で考えているんです。

だから頭で考えていることと本当の感情が一致してません。

ここを改善していくには、頭で考えていることと感情が一致してないことに自分自身が気づく必要があります。

「やりたいと言いながら、これまで一度もやろうと試みてもいない」なんていうのは、かなり気づきやすいヒントになりますね。

痩せたい痩せたいと言いながら痩せようと行動しないのと一緒で、非常によく見られます。

今回の参加者さんにもこのケースが見受けられました。面白いことに、これは当事者である本人にはかなり気づきにくいんですよね。そして物凄く面白いことに、なんとまわりの人も気づけないことが殆です^^

シンプルに感じ、考えられるようになると、簡単に気づけるようになるのですが、どうしても『常識』とか『人の目』などに気が取られるので、気づきにくくなってしまうのです。

ズレの解消

また、頭で考えた答えと本当の感情のズレに気づいたとしても、実際にその感情に素直に従うのは難しいと感じる方はものすごく大勢います。

ここが難しいのを知っているからこそ、無意識に心に蓋をしてしまっているとも言えますね。

ここを取り除くには、価値観や、考え方、ものの捉え方などを代えていくのが有効です。なんてサラリと言ってもそれが難しいと思われるかもしれませんが、もっと広い視野を獲得し、今まで辛いと思っていたことが実は楽しくクリアできることを知れば、わざわざ辛い方向には戻らなくなります。

ここでは詳しく述べませんが、それに対するヒントを沢山お話しました。ただ、そこは今回のイベントの範疇も超えていますし、理解してもらうのはちょっと難しかったかもしれませんね^^;

ただ、心の中に種は蒔かれたようです。その種が芽を出すかどうかは参加者さん次第ですね。

もしこの芽が出たとしたら、進路とかそんな狭い視野ではなく、生き方そのものがシンプルに答えが出てくるでしょう~。

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