one day フリースクール第三弾のテーマは『命と性』。自分は『性』がタブー視されているのはもったいないと思う派であり、どのように感じているかを少しお書かせていただきます。
『性』はいつタブーになったのか?
好きになるとその人に触れたくなる。これは自然なことだと思いますが、あまり人前でそういう行為をしてはいけないとか、そういうことに関する話題に触れるのもはばかれる、、、そんな風潮があるように思います。
子供とかを見ていると、好きな人には抱きついてきたり、膝や背中の上に乗っかってきたりします。好きな人にくっつきたいというのは自然なことで、人目を気にしたり、自分を抑制していない子供たちは自然にそれを表現します。
大人になってもそのような素直な行動に出るのは個人的にはいいんじゃないかなと思っていますが、皆さんはどう思いますか?『性』がタブー視されているのは、自分の本当の気持ちからではなく、社会的な常識や文化的な考えに引っ張られているケースが大半なのではないかなと個人的には感じているんですよね。
自分は中学生の頃、好きな人がいてもそれを友達とかに知られたくはないなと思っていました。周りの男子なんかも同じような感じだったと思います。これは今思うと非常に勿体ない事だったなと思うのです。
女子を好きだということを知られると何となくからかわれると思ったので、「はぁ?別に好きじゃねぇよ。」みたいな対応を取ってしまったりするんですよね。素直に行動していたらもっと女子と仲良くできたでしょうに、なんてもったいないことをしてしまったんだ、、、と今は思いますね。
実際、中学の時に好きだった人と両想いでありながら上手く結ばれなかった経験があり、そのことは長年気にしていました。思わず30年も経ってから思い立ち、その子の連絡先を探し出してあの頃は好きだったんだよと伝えたりしたほどです。
自分の場合、子供の頃に恋愛に素直になれなかったことを反面教師として、大人になってから恋愛に自由になれました。その点では、子供の頃に性をタブー視してしまったことは良い学びの機会でもあったのですが、やはりせっかくであれば多くの人たちに性をタブー視する必要はないと感じてもらえたらいいなと思っています。
one day フリースクール第三弾の講師のチェッチェちゃんも同じような思いを持っているようです。自身の体験を通して子供たちに伝えたいことがあると言っていました自分が子供の頃に知っておきたかったことなどを伝えてあげたいそうなのです。
下品というタブー
うんちやチンチンなどが下品としてタブーになるのも面白いですね。三歳ころまでは母親がウンチ出た?とか一人でおしっこで来て凄いね~とか、そんな声がけを子供にしていますが、子供が幼稚園に入ったころに「うんこ、うんこ~!」とか言って笑っていると「下品なこと言うんじゃありません!」とか言って怒る光景が良く見られますが、子供からすると戸惑うでしょうね。今までは母親が自分に言っていたような内容ですからね。
三歳まではOKで、その後はタブー、、、、。食事の時にウンチの話をしたりするのは匂いなどを思い出させて嫌な気持ちにさせる場合があったりはすると思うので、ただタブー視するのではなく、そういう配慮をできるようにきちんと伝えたりするようにして挙げれたらいいんじゃないかなと思っています。