自分は家庭教師で勉強を教えていますが、教科書的な内容以外に、できるだけ自分で考えてもらえるような姿勢や、考え方などを指導しています。
「漫画を読むように教科書を読もう」
なんていうのもその一つですね。教科書を見ながら思わずニヤッとしたり、次のページを見たくなったり、、、
こんなことができれば、勉強なんてすごい簡単だったりするのです。
ただ、教科書の問題を解くことよりも、このような姿勢を手に入れることの方がずっと難しいのかも知れませんね(^^;)
教科書では答えが最初に決まっていたりしますが、それだと答えをただ丸覚えするだけになり、自分で答えを探し出そうとはしなくなってしまうかもしれません。
それだと勿体ないので、答えなどは決めず、ただ自由に自分で答えを探し出していくような練習が有効ですね。
そんなことを話しながら、スタッフともそのような遊び(Story Cubes)をしたりしています。
目の前で見た画像を基に即興で物語を作っています。
柔軟に頭を使う練習にもなるし、コミュニケーションをとりながら絆を深めることもできますね。
家庭教師の教え子のSちゃんともこの遊びをしてみました。そして市販のキューブを使うだけでなく、自分自身で画像を作っても同じようなことができるよと伝えると、早速自分で作ってくれました。
こういう感じに自分自身で動いてくれると凄い嬉しいですね!
二人で楽しくプレイしました。こんなのも立派な勉強だと自分は思っているので、思わず教科書は横に避けてプレイに集中♪
先日、ビヨンド自然塾のスタッフやボランティアスタッフが食費の計算をしていました。数多くのレシートがあり、人によって食べるものが異なるため、誰がいくら払えばいいかの計算が複雑で難しかったようです。
自分に計算方法を聞いてきました。
こういうのはいきなり答えを導こうとするのではなく、一つ一つ自分がわかることを積み上げていくことで答えに近づいていくようなアプローチをとることをお勧めします。
そうすれば割と簡単に解くことができるのです。
スタッフに簡単にその方法を教えると、理解してもらえました。
実は割と簡単であることに気付いてもらえたようです。
「あ、それだとわかりますね。ちょっとその紙、もらっていいですか?」
計算方法ではなく、どのような式を建てればいいのかをわかりやすくするための図を書いてあげたのですが、気に入ってもらえたようです。その後に活用できるようにするためにその図を欲しがってくれました。
このように、自ら学ぼうという姿勢は自然に生まれたりするのですよね!
この出来事が凄く嬉しかったので、家庭教師の教え子のSちゃんにも同じ問題を出してみました。
「大人が解きたくても解けなかった問題で、実際に必要となるようなケースだから、もし大人が困っていたらSちゃんが教えてあげられるといいね。」
そう言ってSちゃんにも同じ問題を出してみました。
「三人の食費を計算してみて。」
すると、、、
すらすらと計算を始めたではないですか。頼もしいですね~。計算自体は割り算、足し算、引き算ができれば良かったので小学四年生のSちゃんでもできるはずです。
ちょっぴり間違っていたところもあったのですが、きちんとした答えを導いてくれました!どのような式を建てればよいかを考えることができたのです。嬉しかったですね。