快と不快

人は不快な経験を避けようとしますが、これは勿体ないです。
もしそれがあなたの心を揺さぶるような出来事であれば、それには意味があります。
それは有難いメッセージ、あなたが人生を全うするためのヒントなのです。

これらのメッセージは不快な形のものもあれば、快適な形のものもあります。

どのような形で来るかは、対象となる人次第です。

あなたに人のせい、周りの環境のせいにする癖があるのであれば、不快な形で与えられることが多いでしょう。

逆にあなたが人のせいにしたりせず、全て自分自身の学びとして受け止められる人であれば、不快な形のメッセージは減り、心地よい形のメッセージが増えていくでしょう。

不快な出来事ばかり降りかかると感じている人は、快適な出来事ばかり起きる人に対して損していると思うかもしれません。

しかし、実はそんなことはありません。

むしろ不快な出来事こそが、その人にとって最も効果的に響くメッセージだったりするのです。

人は軽いメッセージは受け取っても気にも留めず、無視する傾向にあります。

そのままでは学びが進みませんが、有難いことにそういう時にはより強いメッセージが与えられます。

あなたの心に響くまで、メッセージは与え続けられます。

それが不快な形であることは多いため、なかなか歓迎はされないでしょうが、実はかなり有難いことなのです。

あなたは見捨てられてはおらず、常に導いてもらっているということなのですから。