自由になるために必要なこと

自由に生きたい。

そう思ったことのある人は、少なくないと思います。

仕事、人間関係、お金、家族。

何かに縛られているように感じるとき、私たちは「もっと自由になれたら」と願うことがあります。

もちろん、現実には簡単に変えられない事情もあります。環境や立場によって、自由に選べる範囲が限られていることもあるでしょう。

そのつらさを、軽く見ることはできません。

ただ同時に、「環境さえ変われば自由になれる」とも言い切れないように感じます。

同じような環境の中にいても、どこか自由そうに生きている人もいれば、不自由さを感じ続けている人もいます。

では、その違いはどこにあるのでしょうか。

目次

自由になりたいという願い

「自由になりたい」

この言葉の中には、希望があります。

けれど一方で、それはまだ「願い」の段階でもあります。

自由になりたい。
でも、失敗はしたくない。

自由になりたい。
でも、今の安心も失いたくない。

自由になりたい。
でも、誰かに反対されたくない。

そんな気持ちが、同時に存在することもあります。

それは決して悪いことではありません。誰でも変化には不安を感じるものです。

ただ、自由を求めながらも、そのための選択を避け続けていると、現実はなかなか変わりにくいことがあります。

自由には、責任が伴う

私自身、自由とは「好き勝手に生きること」ではないと思っています。

むしろ自由になるほど、自分で選ぶ場面が増えていきます。

選ぶということは、その結果も引き受けていくということです。

うまくいったときだけでなく、思うようにならなかったときも含めて、自分の人生として受け止めていく。

それは、時に重たく感じることもあります。

だから自由は魅力的である一方で、少し怖いものでもあるのかもしれません。

誰かが決めてくれたほうが楽なこともあります。責任を持たなくて済むように感じるからです。

けれど、その代わりに、自分で選ぶ自由も少しずつ小さくなっていくことがあります。

「なりたい」と「なる」の間にあるもの

私は、「自由になりたい」と「自由になると決める」の間には、大きな違いがあると感じています。

「なりたい」は、願いです。

「なる」は、選択です。

その選択には、ときに覚悟が必要になることがあります。

覚悟といっても、自分を追い込むことではありません。

何が起きても、自分の人生として向き合っていこうとする姿勢のことだと思います。

環境や他人の影響があることは事実です。

でも、すべてを外側だけの問題にしてしまうと、自分の人生の主導権を持ちにくくなることがあります。

これは、誰かを責めるための話ではありません。

むしろ、自分の中にも、まだ見つめ直せる部分があるかもしれないという希望の話です。

だからこそ、自分が何を選び、どう生きるのかに目を向けることが大切なのだと思います。

心の前提が、自由を狭くすることがある

自由を妨げているものは、必ずしも外側だけではありません。

環境や人間関係が影響することはあります。けれど、それだけでは説明できないこともあります。

私自身を振り返ると、「失敗してはいけない」「嫌われてはいけない」といった思いに強く縛られていたというより、もっと別のものがありました。

それは、プライドだったように思います。

失敗したら恥ずかしい。

できない自分を見せたくない。

格好悪いと思われたくない。

そんな気持ちが、自分の選択を狭くしていたことがありました。

自由を求めているつもりでも、実際には「失敗しない道」ばかり選んでいたのです。

今思えば、それもひとつの不自由さだったのかもしれません。

自由とは、失敗しないことではなく、失敗する可能性も含めて、自分で選ぶことなのだと思います。

私自身、失敗や恥を避けることよりも、自分が本当に望むことを選ぶようになってから、少しずつ生きやすくなりました。

環境が急に変わったわけではありません。

ただ、自分の向き合い方が変わったことで、見える景色も変わっていったように感じています。

人は変われる、という実感

人は変われる。

私は、自分自身の体験からそう感じています。

ただし、それは誰かに変えてもらうものではありません。

自分の心と向き合い、自分の見方に気づき、日々の中で少しずつ選び直していく。

その積み重ねの中で、同じ現実の見え方が変わっていくことがあります。

ビヨンド自然塾で大切にしているのも、誰かを変えてあげることではありません。

自然の中で立ち止まり、対話し、自分の心の向きに気づく時間を通して、その人自身が内側から変わっていく道筋を見つけていくことです。

まとめ

自由を求めることは、とても自然なことです。

けれど、本当の自由は、ただ願うだけではなく、自分で選ぶところから始まるのかもしれません。

環境を変えることが必要な場合もあります。

同時に、自分の心の前提や、物事の見方を静かに見つめてみることもできます。

自由になりたい。

その気持ちの先にある、「自由になる」という選択。

そこに目を向けたとき、新しい景色が少しずつ見えてくることがあります。

もし今、自分らしい生き方や自由について考えている方がいたら、まずは一度、自然の中で立ち止まり、自分の心の声に耳を澄ませてみるのもよいかもしれません。

ビヨンド自然塾では、自然体験や対話を通して、自分の心の見方に気づく時間を大切にしています。

少しでも心に残るものがあった方は、無理のないタイミングで、体験会や詳細ページものぞいてみてください。

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