俺に聞いたら何でも教えてやる。
普通は絶対に教えんぞ。
猟師っていうのは癖が強いからな。
他人に捕られるのは気分が悪いじゃん。
普通は絶対に教えんぞ。
猟師っていうのは癖が強いからな。
他人に捕られるのは気分が悪いじゃん。
そんな事を言いながら、鹿肉をまたまた大量に譲ってくれた^^
自分は他の猟師さんと雰囲気が違うから気を許してくれたのかもしれない。
自分には『獲物を独り占めしたい』とか言う気持ちはない。
ただ鹿の頭数と人間や植物の生態系バランスが取れればいいなと思っているだけだ。
なのでむしろ、自分がやらなくても他に適性がある人がやってくれるのであれば、逆に好ましいと思っている。
明野を楽園にする為には、現時点において猟師さんの存在というのは重要性が高いと感じる。
猟師の技術というのは、先ほどの会長の言葉からも分かるように、あまり伝承されなかったりするようだ。特にわな猟は。
そして伝承しないうちに素晴らしい技術を持った方が亡くなってしまったりしている、、、そんなことがされているうちに、鹿の増える量と鹿を捕る量のバランスが崩れてしまったようにも思える。
今後は若手猟師さんの育成など、猟師さんの活性化、そして加工場の設営、販路、流通システムの確立、、、こんな事をクリアしていくのが必要だな。
ビヨンドのある付近では、柵のない圃場は軒並み鹿に作物を食べられている。
全滅状態の畑も多い。
それを苦に、ドンドン耕作を放棄する人も増えている。
人が減り、閑散とすることで里山は山や荒れ地となり、更に動物たちは街に降りてくる。
そんなサイクルを好転していきたいな~