『地に足の着いた暮らしをしたい!』と神奈川から北杜市に移住し、その後に西日本にも移住してみたいと香川県に移住していたS君が北杜市に帰ってきた!
彼は自分の事を慕ってくれており、わざわざ香川県から『ビヨンドでイベントがしたい!』と北杜市まで来てくれたりしていた。
それ以外にもちょくちょくと北杜市には帰ってきていた。
北杜市のキッチンオハナでライブイベントをしに帰ってきていた時も、北杜市の仲間が恋しくて、そのまま北杜市にいたい!と涙を流すほどだった。
S君とは、S君がぴたらファームにスタッフとして勤務していた時からの知り合いで、その時から彼に常に伝えてきた事がある。
彼の心のなかに蒔いたこの種は、段々と大きくなり、やがて芽を出すと思っていた。
実際、その後にS君はぴたらファームを卒業し、自らの道を歩み始めた。
そして西日本に滞在した後に、瞑想などをして深く人生について考えたようだ。
『心静かに内省する時間を持つ』
私はこれを多くの人に薦めている。物事の見方を変えるきっかけとなるからだ。
(設立準備中のNPOの活動も実は、その一環である。不安が強すぎると静かな時間を持つのが難しいので、その不安を和らげる環境づくりとしてNPOで活動するのだ)
彼はそれを実践した。
彼自身の心に耳を傾けたところ、『人との繋がり』が一番重要だということに気づいたようだ。
彼の中に蒔かれた種が、遂に芽を出したんだろうな。
そして彼の中で、その繋がりが一番濃いのがここ北杜市の仲間だったということらしい。
『人と人の繋がり』を促進するのはまさに自分が設立準備中のNPOの趣旨であり、それを伝えるには、伝える人自身が心からその重要性を知っている必要がある。
S君はその重要性を知っている。
NPOの話をすると、是非一緒にやりたい!と言ってくれた。
そう伝えても、喜んで協力してくれると言ってくれた。
『人との繋がり』の重要性をしっかりと感じているからだろう。
そんな基準で行動できる人を増やしていきたい自分からすると、このような仲間がいるのは非常に幸せだなぁ。
『繋がり』
何気なく出された手助けの
有り難さに気づいたのは
その手が遠く離れた時だった
助けられて嬉しいと
自分も相手を助けたくなる
繋がりを感じれば
全体的な目で見れるようになる
『自分』の為から
『皆』の為へ
ただ繋がりを感じさえすれば