S君にNPOの理念説明
設立準備中のNPOの構想を話すため、笛吹市のS君を訪れた。
『眠れる地域資源を有効に使うには、ネットワークが必要』と思っていることや、そのネットワークのイメージ、有効性などについて説明をさせて頂いた。
『個』では実行が難しいことでも『グループ』であれば達成が可能であったり、また、グループとしての活動であれば、その広報がしやすいと考えている。
自分はこの『広報』に重きをおいている。
その理由を下に説明する。
社会そのものを変えちゃおう!
『ただ皆が幸せになることだけを考えて行動する』
こんなシンプルな行動基準のみで動くことが、経済的理由などからできなくなったりするのは実に残念な気がする。
と言うことで、多くの人は自分の『行動基準』の方を訂正し、経済的に不安の少ない道を行こうとするだろう。
自分としては、その流れ自体があまり楽しい感じには思えないので、流れ自体、社会そのものを変えていこうと思っている。
そう、『自分の行動基準は変えず、社会の方を自分の望むように変えていこう!』という活動だ。
既に自然農園ビヨンドではこのような活動をしているのだが、自然農園ビヨンドの活動は意味合いがかなり深いところにあり、『わかる人にはわかる』が一般的に広く理解されるのは難しいかもしれない。
このような活動を多くの人に理解してもらうには、誰にもわかりやすいような『広報』が効果的にできる形をとるのが重要だと感じているのだ。
皆が繋がれば
一人だけでは変わり者扱いされたりする?『個』がそれぞれ繋がり『グループ』となり、そのグループの行動が公益に寄与するものであったり、皆が幸せになる環境を創る助けになるものであったりしたら、、、
そしてそのことが周囲に認知されるようになったとしたら、、、
一般的な経済最優先の行動基準とは明らかに違う基準で突っ走る集団が、ワクワクしながら情熱的に活動している姿を見て、応援したいとか、共に活動したい!と思ってくれる仲間が集まりだしたら、、、
その時、社会は変わり始めるだろう。
公益性が認められ、純粋に『皆が幸せに暮らせる環境を創ろう!』という理念のもとに行動する団体には生活が保証されるなんて流れになったりしたら、凄く面白いな^^
そんな思いを語りながら、S君に尋ねた。
「皆が出来る範囲で行動するだけでいい。一緒にやってみない?S君には笛吹市付近の人々を繋げたりする役目を担ってもらえると助かる」
それに対し、S君は嬉しそうに答えてくれた。
- 地域地域に、人々が気軽に集える拠点があり、その拠点には地域の情報が集まるようにしてもらう。
- 各地にある拠点同士がつながる。
- それらの拠点に通じる窓口が一つあり、その窓口に都会の移住希望者が問い合わせをすると、その人にあった場所や人が紹介される。
そんな流れを作れば、田舎暮らし、農的暮らしをしたい人が来やすくなるんじゃないかな~
そんな事ばかり考え、今日も友達の家に薪用に材木の玉切りを手伝いに行ってきた。
こんな行動が当たり前の社会を創ることを心に描きながら^^