何か別のことをしようとフィールドを歩いていた際、どんぐりが物凄く沢山あったので拾ってみました。一緒にいたM君は以前韓国に住んでいたことがあり、毎朝どんぐり豆腐(トトリムク)を食べていたそうです。「是非、それを一から作ってみよう!」という事で始まったトトリムク作り♪
ひたすら剥きます。会話も弾む、素晴らしい夜なべ作業です。
その後にアク抜き、絞り、乾燥、そして粉挽きをすることでやっとどんぐり粉ができます。それがトトリムクの原料なのです^^
ついでにどんぐりコーヒーなんかも作ってみました。かなり優しい味で、麦茶のような風味でした。
そして遂にトトリムク完成!!いや~、良い感じに出来ましたね。M君、懐かしい味だったかな?
M君曰く、韓国で食べたトトリムクは味が殆どなかったそうです。韓国ではどんぐり粉が市販で当たり前のように手に入るようで、工業的な製品として少し味は薄くなってしまっているのかも知れませんね。目の前のどんぐりが、あのような手間ひまをかけてやっと食卓に上がり、それを食すのは本当に感慨深いですね~。そして誰もが工業製品を選び、自分では手作りしなくなる気持ちがわかったりもします?