北海道から親子でボランティア 体験談 ~まじで行ってよかった!~

北海道から親子でボランティアに来てくれたAさん家族が体験談を書いてくれたのでシェアします。

ビヨンドの活動は「人々が手を携えながら生活していく」ことの素晴らしさを伝える事だったりします。
ボランティアの受け入れは、それを気軽に体験してもらいたいなとの想いでやっています。

人の役に立つことの充実感。
一人でできないことを人に手を貸してもらってできるときの満足感。
人と協力して物事を解決したり進めていくことの楽しさ。

そんなのが感じてもらえたら嬉しいですね~。

目次

Beyond自然塾体験談 H.A. 北海道札幌 20代 女性

今回わたしはボランティアとしてビヨンドに1週間滞在しました。
一言で感想を言えと言われれば、「まじで行ってよかった~~~!」これに尽きます。

というのも、私は最初ビヨンドにボランティアとして行くことをためらっていたのです。
私は中国に留学中にアトピーが劇悪化して帰国。そのまま実家で運動もせずに過ごしていたため、体力はミジンコレベル。生活リズムだって一般的に規則正しいと言われているそれとは程遠いものでした。

「ボランティアとしていったところで、なんも作業できなかったら、ただのクズだよな~」

田舎暮らしとかパーマカルチャー的な暮らしに興味があった私は、「ビヨンドに行ってみないか?」と母に聞かれたとき、「行きたい!」と思ったし、心のどこかで「これは行ったほうがいいやつだ」ということもわかっていました。だけど、“ちゃんと”できないであろう自分が行って、残念な人が来たと思われたくない。だから「行きたいけど行きたくない~」という矛盾する気持ちを抱えていました

しかし、メールで室田さんにそのことを伝えると、「あまり心配せずに来てみてほしい」との返信。その言葉に背中を押されて私はビヨンドに行くことにしました。

ビヨンドに着いてからは、初日こそちょっと不安ではあったものの、スタッフの萌子ちゃんはいつも笑顔で優しいし、息子のTくんは人懐っこくてもうかわいいかわいい。ほかにいたボランティアの方もみんな揃いにそろって鬼やさしい。そしてなぜか(?)日本語があまり話せない中国人の大学生の子もいて、私は予期せず久しぶりに中国語を話す機会を得るという偶然ぶり。

「なんだ。意外と何とかなるし、たのしいじゃん!」
Beyondに来る前の心配は、早々に「来てよかった」に変わりました

周りにはきれいな山と水の音。広い畑と鶏。
鶏小屋から脱走した鶏を抱っこしたときは、人生で初めてニワトリを「あぁ、いとおしい」と思いました。

そんな感じで自然に囲まれて、自分の手を動かす生活をしていると、ある日、ビヨンドの畑を歩いている時にふと、「生きるのってこんなに楽しいんだ!」という気持ちが自分の中から湧き上がってきました。そしてそう思った自分に対して、「私はただ生きたかっただけなのかもしれないな。」と思ったのです。

忘れもしない23歳の夏。占い師さんに「あなたは何がしたいの?」と聞かれ、私の口から出た答えは「何もしたくないんです。」
なんて夢のない23歳なんだ!と自分で自分の答えにびっくりしたのを覚えています。

あの時は、社会人になった先輩方から散々言われていた“人生最後の夏休み”なる大学4年生が終わるころで、それまで普通にまじめにちゃんと生きていこうと頑張って来たから、私も疲れていたというのもあると思います。でも、ビヨンドで時間を過ごしてみて、私は何もしたくないというよりも、もっと“自分の力で生きる”を感じたかっただけだったのかもしれないな。と、思ったのです。

スーパーに行って買えば済ませられること。
ガスを使えば済ませられること。
何気なくお金で用を足していたことを、もっと自分の手で創って自分の力で生きたかったのかもしれない。

Beyondで色々なものを手作りするみんなを見ていて、私も全部最初から自分で作ってみたい!という意欲がムクムクと湧いてきたのです。

代表の室田さんは、ビヨンドに来る人に“手伝ってほしい”というより“経験してみてほしい。感じてみてほしい”が先に来ている感じ。(*私視点)
自分の思う通りになるようにみんなに動いてもらうんじゃなくて、みんなで考えてやってみてね。という感じがしました。そんな室田さんの空気感も、来る人の創造意欲を掻き立てる要因になっているのかな?と思ったり思わなかったり笑。

でも、私はこういうところのボランティアは、寝床を提供してもらう代わりに提供主のお手伝いを頑張らなきゃいけないところだと思っていたので、体力ミジンコレベルな私にはとっても過ごしやすくて、何なら滞在すればするほど元気になる不思議(笑)。

家に帰って早々、母にも「あんた、顔色よくなってるよ!」と言われる始末。体は正直すぎて面白い。

今は自宅に帰ってきて、窓から緑が見えないのがもうさみしい。早く、何時にピアノを弾いても苦情が来ないくらいの家の間隔で、自然に囲まれたところで色んなものを自分で作りながら暮らしたいな~~。

頭で考えだしたら不安要素は無限大に出てくるけれど、なんとなく行っておいたほうがいい気がすると思ったままbeyondにいって本当によかった!動いてみれば意外と何とかなるし、ダメだったらやめればいいんだし。Beyondはそんなことを許してくれるところ(と、私は感じた)だと思うし、人生そんな感じでいいんじゃないかなと思わせてくれた滞在でした!

あーたのしかった。

山、川、畑、鶏、一緒に過ごしたみんな…etc
ぜーんぶたくさんありがとう♡

p.s. 友達に話したら「行きたい!」って言ってたので、今度友達も引き連れてまた行っていいですか?笑
あと、言い忘れてたんですけど、わたしの体験談に対して室田さんがメールで、「伝えたいことが伝わっていてうれしい」みたいなこと言ってたじゃないですか。

もちろん、ビヨンドで自然の中でみんなと協力しながら暮らすことで得られるものはとっても大きかったんです。
それと同時に、私は室田さんを見て、
「この人毎日楽しそうだな!人生楽しいんだろうなぁ。いいなぁ~」
って勝手に思ったんです。
だから、ビヨンドでの生活もそうだけど、室田さんという生態系を観察しているだけでも伝わるものがあると思いますよ~笑

H.A.ちゃんのお母さん K.A.さん 50代 女性

室田さん

昨日、娘元気に帰って来ました。
何度も行って良かったって言ってました。
スタッフの萌ちゃんはじめ、皆との会話も楽しかった様で、ホントに良い刺激になったみたいです。
日本語の喋れないIフェイちゃんが居たのも偶然過ぎて笑っちゃいました。

自然の中で自然な自分のペースで楽しく暮らす。
とても素敵ですね。
沢山の方がボランティアに参加して、移住してくる気持ちが分かりました。

室田さん凄いね~!って娘と話してます。

パン屋さんまで歩いた時、地域の方から挨拶してくれました。
北杜市、良いところですね!

是非またボランティアに参加したいです。
今度は夏かな~って。

その時はまた連絡させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。

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