八ヶ岳登山(赤岳) | 頂上からの眺めは最高!

北杜市に移住して二年になるが、これまで間近にある素晴らしい山々に登ったことはなかった。
今年はそろそろ登りたいなと思い、登山経験があるT君と一緒に登ろう~と盛り上がり、更に友達のGちゃんも誘って三人で赤岳を登ることにした。

自分は装備もないし、気軽にハイキングみたいな感じで日帰りで行けて、更に眺めがいい所が良いんだけど、どこがオススメ?とT君に聞いたところ、「それなら赤岳でしょう!」という事で赤岳に決定。

自分もGちゃんもまるで知識はなく、「取り敢えずその赤岳っていうのに登ろう~」という軽いノリ。
二日前のたねとやさい祭りの慰労会でその事を周りの人に話すと、

あれ?何だか「赤岳って初心者には大変だよ?!」的な反応が、、、

「鎖を使って登ったり、指をかけて登ったりする所で全然ハイキングとは違うよ!」
との事らしい。
登頂時間もマップを見てみると往復で10~11時間程度になっている。
ふーむ、、実は結構厳しいのかな?
などと思ったりもしたが、取り敢えず自分を知っているT君も薦めてくれているので、行くだけ行ってみよう~という流れに。

清里のサンメドウズスキー場付近から7:20に登頂開始。

ルートは下記の通り
登り;県界尾根 下り;真教寺尾根ルート

Gちゃんと10~11時間も山道を歩き続けられるのだろうかね~などと話しつつも、まぁ行ってみればわかるよ、GOGO~!という軽いノリで出発。
T君は相変わらず「行けます、行けます。今日は素晴らしい天気で最高です!」と明るい表情。

うむ、やはりそうでなくてはね!
始めの一時間ほど登り続け、Gちゃんに疲労の色が、、、

お?疲れるの早いな、、 もう少しペースを落とそう。まぁ、ゆっくり登ろうよ。

少し休憩を取り、更に少し登ると素晴らしい景色が広がっていた!!
うわ~、綺麗だな!
そして皆で「ヤッホー!!」まだ登り始めたばかりなのだけどね(^_^;)
これがまた凄くこだましたので楽しかった!

これでGちゃんのテンションもぐんぐん上がり、道も少し平坦となりそれからの1時間半ほどはそれほど大変ではなかった。

更に途中ではきれいな景色の連続で、うわ~、凄い凄い!とはしゃいで登っていると、頂上まで1時間40分という立て札が、、、

ナヌ?!登りにご時間以上と聞いていたが、この立て札通りとすると4時間で登頂という事になるぞ?
なんか、思ったよりもかなり楽なのか?!

Gちゃんも最初の一時間はきつかったらしいが、その時には「登れる!近づいている!」という気持ちのほうが強く、疲労の色も薄くなっていたようだった。

途中ではT君持参のホットコーヒーもごちそうになり、眺めも楽しんだ。
霜柱などもあり、予報通り気温は3度位だったのかな。
体を動かしていたので全然寒くはなかった。

そしてこれまたスパイス的な面白さを付加する鎖場が登場~♪
こんなのは子どもと遊具で遊んでいるのとおなじ感覚だな。

高所恐怖症のGちゃんにはちょっと厳しいのかなとも思ったが、この急勾配を登るのに必死なために目の前の岩しか見ていなかったようでそれほど怖さは感じなかったようだ。良かった良かった。

T君は疲れるGちゃんに登り方のアドバイスなどをしてあげている。
それにしても素晴らしい景色だな~。

鎖場などの登りもそれほど長いわけでもなく、遂に山頂に!!
かなりの厳しさも覚悟していた自分からすると、「あれ?かなり楽だったな、、」
実は大学時代に富士山に登ったことがあるのだが、その時には物凄い疲れたので、登山にはそのイメージが残っていたのだ。しかし、富士山に登った時は徹夜明けだったかなんだか忘れたがあまりコンディションは良くなかったと記憶している。
今回はコンディションが良かったのか、セーブしながら登っていたら簡単に着いちゃった^^

頂上では座って昼ごはん。
T君は携帯式のコンロ持参で、インスタントラーメンを作っている。
頂上は動かないで座っていると結構寒いから、温かいものを食べたり飲んだりするのは気持ちが良いものだ。周りを見ても、携帯式のコンロ持参の方が非常に多かった。
更にはその場でコーヒー豆をミルで挽き出し、それでコーヒーを作ってくれた。
うーむ、なかなか凝っているな。
何度も登ったことがあるT君からすると、山頂での温かいものというのが大きな楽しみとなっているようだ。

登山初心者であり、女性であるGちゃんを見ていると、大体健康な大人であれば誰でも赤岳山頂に登ることが出来るとは思うが、普段全く体を動かしていない人などには少しきついかもしれない。
また、多少体を動かしている人でも少し大変だなと思う人もいるかもしれない。

それでもなお、できたらチャレンジしてみてはどうかな?と言いたくなる。
それほど頂上からの景色は素晴らしい物だったのだ。

頂上からは360度全て見渡せる。
そして、下の街が見えるとかそんなレベルではなく、下に山が見えるのだ!
これは素晴らしい景色なのだ。周りの山よりも高いところにいるので、下に雲や山が見える、、、
更にはヘリコプターが自分よりも下を飛んでいる、、、

うーん、この景色、、、
写真や動画ではイマイチ伝わらないな、、

こんな山に朝少し早く起きるだけで楽に日帰りできるなんて素晴らしいな~。
山の途中で会った男性は東京から来たので朝二時半に家を出発したらしい、、
市内にはまだまだ他にも素晴らしい山々がそびえ立っている。是非また他の山を登ろう~

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