『手を携えて』

「山に登ろう!」

誘われた時は乗り気じゃなかった

面白そうとは思いつつ、大変そう、、面倒かなと思っていた

周りの「私、登ります。」の声に押され、思わず自分も登りだした

正直、辛い、疲れる、、

「頂上からの景色は凄いから!」

励ましを聞きながら思った

「そんなの写真で見て知ってるし、、」

よく見ると励ましてくれている他の人達も楽なわけではなさそうだ、、

私への励ましの言葉は、言った本人自らへの言い聞かせでもあるように思えた

“なんで登るなんて言っちゃったんだろう、、、”

何度も思った。

ふぅふぅ言いながら、黙々と登る、、

先の方で仲間が雄叫びを上げている

頂上だ!頂上が見えてきたのだ!

自分でその光景を見た時、うかつにも涙がこぼれた、、

「こんな風景が見られることぐらい知っていたのに、、、」

仲間が近づきハグしてきた。
普段なら抵抗を感じるだろうこの行為に、まるっきり抵抗を感じなかった。

逆に繋がりを感じたのだ、、

山を下りながら思った

“山登り、、悪くないかも。よし、今度は友達を誘って登ろう!、、、、ってあれ?今度は自分が誘ってしまうのか(笑)”

 

幼稚園の保護者として、幼稚園の行事に積極的に参加する周りに引っ張られ、最初は大変だな、、、と感じられていた方がいつのまにやら活動に喜びを見出し、そこで仲間に出会えたことに感謝する姿を見て書いた詩です。