自由教育とか勉強の仕方について悩んでいたりする人から多く質問を受けますが、自分の答えはこうです。
「その子の好きなようにやらせてあげたら良い。どんなことが出来るかなどのビジョンを示してあげるのが大人の役割。」
しかしながら、普通の学校にこれを望むのはかなり難しかったりします。先生が生徒一人一人としっかり関わり、それぞれの個性に合わせる余裕はなかなか取れないでしょうから。逆に、自由教育の学校に通わせたとしても、『自由』が学びから逆に遠ざけてしまう例も多いです。(学ばなくても良ければ学ばないことを選択する子供は多い)
子供達が自発的に学びたいと思うかどうか、、これは身近な人達の影響が一番大きいですね。逆に言えば、そこがしっかりしていればどのような学校に通ったとしても、あるいはどこにも通わなくてもしっかり育つと自分は感じています。
本人の根っこさえしっかりしていれば、一般の公立校でも、自由教育を謳う私立校でもどちらでも良いと思うのです。
「自由教育の学校のほうが子供を自由にさせてあげられるはずだ!」
こういう思いを持つ親御さんは多いようですが、ここはもう少し掘り下げて考えてみたら良いと思います。上の考えの背景には「公立校ではうちの子供は自由にさせてもらえない、、、」という思いを持ってしまっている自分がいないでしょうか?
そうだとすると、自分の子供の可能性を信じきれていないというようにもとれてしまいますね、、、
逆に、ここでは子供は自由になれないと思っていた公立校で、自分の子供達が活き活きと自由に活動できる環境を自ら切り拓き出したとしたら、物凄く面白くないですか?
経済的にゆとりが無いと私立の自由教育施設に通わせるのは大変であったりもしますし、行きたくても行けないお子さんは沢山いるでしょう。そういう人達にも大きな希望を与えると思いませんか?
環境を自ら切り拓くことを最初から諦めるのはもったいないと思うのです。確かに凄く大変なことだったりもします。周りの人達のサポートも必要となるでしょう。
しかし、チャレンジしてみることは非常にいい経験になります。決して無駄にはなりません。
自分が家庭教師を引き受けたりしているのは、このような姿勢を伝えたいと思っているからです。
参考に自分のケースを紹介しておきます。自分に正直にいることで、自由は獲得できたりするのです^^