困難な状況にいる人々を救うためにはお金が必要だ!と資金作りのために起業しようとしたが、、、、結局は利益など無視でお金不要の環境創りを始めた話 ~ビヨンド自然塾誕生物語~ vol.2 「次第に真理探求へ」 

『幸せのカタチ』を探しながら、自分はどのようにして起業しようかなどとも同時に考えていた。
起業ネタを探すために読書を始め、読書のスピードを上げるために速読に興味を持ち、更には右脳の可能性に惹かれて能力開発を始めることに、、、

左脳が邪魔しないようになれば、凄い能力が開花するのでは?!と言うことで研究しているうちに、次第に興味は精神世界の方向へ(^_^;)

ここの部分はかなり長いので、興味がある方は上の『思考は現実化する』~シリーズを参照されたい。

そして、心が現実に思いっきり作用してしまうことを実感してしまった私は、価値観がガラリと変わってしまった。

「現実世界と呼ばれるものって何なんだ?自分はこの世界に何をするために生まれてきたんだ?」

そう、もはや『お金』とか経済なんて言うものよりも、『真理』というものに俄然興味が湧いてきたのだ。

目次

お金なんかじゃなかった!

そんな感じで仕事にも出ずに家で探求を進めていると、有難いことに色々な気付きを得ることが出来た。
そして自分の中にあった様々な疑問がすべて氷解してしまうような仮説(説明は割愛)が、自分の頭のなかに沸き上がってきた

もし自分が感じていることが正しいとすると、、、、『お金』なんていうものはまるで関係ないじゃないか!

最初は自分がお金持ちになり、そのお金で貧しい人々を救おうなどと考えていた。
しかし、それをするとすると、「パワーがあるものがパワーのないものを救う」という構図を見せることになる

救われることで幸せを感じてくれる人も多いだろう。しかし、自分を救うことが出来たのはパワーがあった人だったからだと思わせてしまうかもしれない。

自分が探求で得た答えは、そんなものではなかった。
『自分自身の心次第で、誰でも変化を起こすことが出来る』
これが自分の答えであり、この考えから行くと、『パワーが無いと見做される人が、パワーが無いと出来ないと思われるようなことを顔を輝かせながらやってしまう!』ほうが余程効果的で面白いと感じた。

引っ越しで重い荷物を運んでいるとしよう。人手も無いし、重くて持てないな、、、と悩んでいる際に、重量挙げオリンピック金メダルの選手が現れ、こんなの簡単に持ち上げられるだろう!と言って持ち上げてみせたとしたらどうだろう?

オリンピック選手は、ほら持ち上げられただろう?君も頑張れ!とエールを送ったつもりでも、相手には「いやいや、金メダルの選手にはできるけど私にはとてもとても、、、」という気持ちを起こさせてしまうかもしれない。

それでは、その場所に幼稚園の男の子が来て、「僕が手伝ってあげるよ!」といって顔を真赤にして荷物を持ち上げようとして見せたらどうだろう?

まるっきり持ち上がる気配がないのに、その子は渾身の力でトライしている、、、。その様子を見て、通り過ぎたお爺さんまでもが「お~、そりゃあ重いじゃろう」と手伝いだしたとする。自分が子どもやお爺さんよりは力があるとしたらどう思うかな?

「こんな人達がこれほど頑張っているのであれば、むしろ自分が頑張るべきではないのか?」と心を動かされるのではないだろうか?そして実際に三人で協力したら持ち上げられてしまうかもしれない。
しかし、「そんなの持ちあげられないよ、、」と言う人がいただけであれば、お爺さんのように手を貸してくれる人は現れなかったかもしれない。
その状況を変えたのは、たった一人の非力な男の子、、、。こんな存在が非常に重要なんじゃないか?

自分はそのように強く感じたのだ。

このような考えを持ってからは、『起業してお金を得る』という当初の目標は、もはや自分の目標ではなくなった

自分はこの学びを伝えるべきだ

真理探求を続けるうちに『心』というものの物凄いパワーに気がついた。そしてそれは強引にコントロールするのではなく、ただその背景に気付くことが大事であることを学んだ。

同じ環境にいても、ものの感じ方がまるで違う、、、そんなことは多々ある。ある人は苛つき、ある人は面白いと感じる。
現象そのものを見ていると、人々には様々な感情が沸き起こるが、その背景を見るようになると、湧き上がる感情はガラリと変わる。苛つきは感謝に、不安は安らぎに変わるのだ。

自分が『人間』なんてちっぽけなものでは無いと感じるようになる。

サラリと言うのは簡単だが、実際にはそんな感覚を得るのは一筋縄では行かなかった。

それこそ狂おしいほどに私は真理を求めた。

真理さえわかれば死んでもいい!

本気でそう思った。そんな思いを持ちながらも何年も探求し、ようやく先ほど述べたような感覚を体感することが出来たのだ。

そして自分がこれほどまでに強く『真理』を求めるようになり、そしてそれを体験することが出来たのは何故か?

この事を考えると、『自分が得た学びを人々に伝える』のが自分の役割なんだろうと強く感じるのだった。

 
vol.3 『お金なんて幻想だ』に続く・・・・・

このSTORYで伝えたいこと

パワーがあるから影響を及ぼせるのではなく、ひたむきさが影響を及ぼす

 

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