受験勉強法を個別指南 ~何のための塾?~

東京で予備校に通っている受験生H.M.ちゃんが個別指南を受けに来てくれました。

目次

主体的?受動的? この差は大きい!

自分が受験勉強をしていたのはかなり昔のことですが、その際には周りの人達が苦しそうな顔つきで勉強をしていたのを覚えています。

それを見て、「こんなのじゃ競争にならないな^^」と思ったのを今でも覚えています。

入塾当時、自分はテストで5点とか8点とかしか取れなかったのですが、むしろそれが面白いと思いました。

「偏差値30の奴がいきなりトップに躍り出たらウケルんじゃないかな」と思ったからです。

そして自分はそうなれる自信もありました。
その自信の根拠が『周囲の人達の顔つき』だったのです。

ワクワクしながらやるのと、苦しそうにやるのでは効率が段違いなのをハッキリと知っていたからです。

そして今回、H.M.ちゃんと話していても強烈に思わされたのが、時間は経っても、未だに受験勉強というのは苦しそう(楽しくなさそう)にやられているんだな、、、ということでした。

新しい勉強法?

H.M.ちゃんは勉強方法を教えてくれとの事だったので、一般的な(私流の)勉強のやり方を教えました。

通常の学校や塾で学ぶ方法とは逆のやり方であり、日常生活と同じ自然な学び方です。

それに対するH.M.ちゃんの反応は、、、
「今まで習っているやり方や、周りの人達のやり方とあまりにも違うので、自分だけそれをやるのは不安です、、」

やり方とか、テクニックとして考えてしまうと不安になるかもしれませんね。
でも逆に、何のための勉強かをしっかりと把握していたとしたら、非効率な勉強を続けてしまうことのほうが遥かに不安にさせると思います。

と言うことで、勉強を何のためにしているのかを詳しく説明したところ、遂に理解してくれたようです♪

「それだとまるっきり顔は輝かないだろう?ワクワクしながら勉強しちゃったら、効率は段違いになるよ。思わず勉強しちゃうし、ダラダラ五回やっても覚えられないようなのを一回で覚えたり出来る。しかも、ダラダラ覚えたやつは3日もするとかなり忘れるけど、ワクワクしながら覚えたら、数ヶ月くらい忘れなかったりするんだよ♪」

H.M.ちやんは試験に受かるための勉強ではなく、周りの人に同調し、無難にやることに集中してしまっていました。

彼女にとって予備校の授業は、授業を真面目に受ける事自体が目的となってしまっていたのです。
主体的姿勢と、受動的姿勢はまるっきり違うものなので、この点について詳しく説明して別れました。

その後、H.M.ちゃんからメッセージが届きました。

「明日から教えてくれたやり方を試そうと思います!」

慣例に流されること無く、自分の信じる道を進もうという決意が現れていました^^
これからも周りに流されそうになることもあるでしょうが、『自分の心』にしっかりと耳を傾けられるといいな~。

そうなれば、受験勉強を教えたのなんかよりも遥かに意味があるから、、、

 

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