また面白いことが起こりました^^
目の前で起きる出来事が偶然の産物であるとしか考えていないと中々気が付きにくいですが、実は色々と面白いことが起きるのです。
電気が停められた、、、
先月、東京電力から研修棟の電気を停めさせてもらうという手紙が届きました。
そう、契約を思わず忘れて、まだしていなかったのです(^_^;)
その手紙には6/16までに契約をしないと6/18から電気を停めると書いてありました。
東京電力に連絡できる時間帯は9時~17時のような感じで、自分が日中の活動に夢中になり、農園から帰るといつも17時を既に超えていて、期日の6/16には間に合わずに6/17に連絡をしました。
これで良しと思っていたのですが、翌日の6/18、何と電気が停まってしまいました、、、
6/17に契約はお願いしたので停電は免れると思ったのですが、、、
「確かに6/16までに契約しないと停める可能性があるとは書いてあったが、昨日の電話では『了解しました』だけだったから大丈夫だと思ったんだけどな~」
これは意味があるよね♪
和哉くんには自然(水や動植物、緑などに限定せず、心の自由さを意味する)の豊かさを常に伝えています。
起こる出来事の背景、有り難さなども。
今回、電気が停まったのは大きな環境変化を起こしました。
これは和哉くんには非常に良い学びの機会になるのではないかなと思いました。
これまで当たり前のように使えていた電気が使えなくなったことで、彼は『電気』というものに興味をもったようです。
電気を自分で生み出すことが出来ないかを調べ始めました。
薪や水力、風力、太陽光などで発電ができたらいいなぁと感じ始めたようです。
色々と熱心に調べている彼を見て言いました。
それに対する和哉くんの答えはこうでした。
流石和哉くん、かなり受け入れてきているね~
実はそんなもんじゃなかった!
この話には続きがあります。
6/18に電気が停まり、実は、未だに停まったままなのです。和哉くんは一ヶ月以上電気なしで過ごすことになりました。
何故そんなことが起こっているかというと、、、
実は、電気が停まった理由は東京電力では無かったのです(^_^;)
最初のうちは東京電力から契約申し込みの書類が届いたり、それに返信したり、その後に銀行で口座振替の手続がされたりして、本契約が完了するのには時間がかかったりもするのかなと思っていました。
しかし、気づくと二週間ほど経っていたりして、流石にまだ電気が復旧してもらえないのは遅すぎだろうと、東京電力に電話で確認して初めて発覚したのです。
二棟ある研修棟のうち、和哉くんが寝泊まりしている棟は電気がつかなかったのですが、もう一棟で試したら電気がつきました。
正確に言うと、つくところとつかないところがありました。
ネズミなどがかじって断線したりすることもあるなどとも聞き、ちょっと電気について調べることにしました。
色々と調べていると、現代で主流のブレーカに変わるものとしてカットアウトスイッチものが設置してあり、その中のヒューズが飛んでいるのが原因でした。
今後、カットアウトスイッチを外してブレーカに付け替えようと考えていますが、この一連の流れはかなり面白いな~と和哉くんと話しています。
もう何ヶ月も使っていたのに、なぜかピンポイントで東京電力から電気を停めると通達が来た6/18にヒューズが飛んだのです。
これが一日でもずれていたら、東京電力が停めたと勘違いすることはなく、あっという間に電気が止まった原因を突き止めて直してしまったでしょう。
そうであれば、貴重な電気なし生活を深く体験することはなかったでしょう。
でも、実際には6/18に事は起こりました。
これが物凄く意味があるんですよね~
有り難さに気づき、更に学びだす
これにより深く電気の有り難さを知った和哉くんはこんなことを言っています。
このように電気に対する興味が強い時に色々とやってみたら面白いだろうと思い、ちょうどその時に知った微生物発電を和哉くんに紹介しました。
すると、、
早速、自分で装置を作ってみる!と。
電気が当たり前に手に入る環境ではここまでモチベーションは上がらなかったでしょうね^^
Plant-Microbial Fuel Cell
原理は簡単なので、和哉くんにも出来そうだなと思い、情報収集だけ手伝いました。
楽しそうに装置を作成している和哉くん、、、見ているとなんだかホッコリします♪
6/18に電気が停まって本当に良かった!
電気の有り難さを知ることが出来たこともありますが、実はもっと意義深い事があります。
というのは、このように起こることには意味があり、そのタイミングなどは完璧なカタチで現れるということをまた一つ体験してもらうことが出来たからです。
彼は哲学者ですが、書物から間接的に学ぶだけでなく、こんな感じで直接体験を進めていけば理解は飛躍的に深まるでしょうね~