自分は自分!
自分をまるごと受け止めてくれるという安心感は、自分の気持ちを大切にすることを可能にしてくれました。
周りにどう思われるかを気にするあまりに、自分の気持ちを押し殺す、、、なんてことをしなくて済んだのです。
大学入試の受験勉強をしていた際、自分は周りの人たちとまるで違う勉強法をとっていましたが、これを可能にしてくれたのも「自分をまるごと受け止めてくれる存在があるという安心感」でした。
高校3年生の夏、偏差値が31だった自分は学校に行くのを止め、自習室などで猛烈に勉強した結果、半年後には偏差値が75に跳ね上がっていました。
自分からするとオススメの方法だったのですが、友達は採用してくれませんでした。「人と違う道を行く」事を不安に思ったようです。
この話は以前、storys.jpに話題のstoryとして紹介されていますので、興味がある方は検索してみてください。
【参照】『0点なんて最高じゃん!』何でも遊びにすることで、高3の半年で偏差値が31から75まで上がってしまった話 ~顔が輝かないようでは実力は発揮できないよ~
説明すればわかってもらえる!
「素直な自分のままに生きる」というのは、時に難しいこともあるかもしれません。特に、周りから理解されない場合には難しいでしょう。しかしながら、実はちゃんと説明し、素直な気持ちを伝えると、わりと道が拓けたりするのです!!これを知っているのと知らないのでは人生がまるで違うものになってしまうでしょう。
実際には自分で体験しないことには深く理解することは難しいと思いますが、参考として自分の経験を紹介させてもらいます。
高校の授業 勉強免除のお墨付き?
先程、高校3年生の時点で偏差値が31と書いたとおり、自分の高校時代の成績は良いものではありませんでした。しかし、自分自身は成績が悪いことを悪いことだとか恥ずかしいことだと思ってはおらず、むしろ「自分は実に素直に生きている!」と誇りに思っていました。
自分の成績が悪かった理由は単純で、単に勉強をしなかったからです。一年の時点で、担任の先生に呼び出され、さらに学年主任?の先生を加えた三者面談を設けられ、「もっと勉強するように!」と伝えられました。
自分は先生方が自分のことを心配して言ってくれていることが良くわかりました。その場で私はただ自分の素直な気持ちを伝えました。
「今、自分にはやりたい事があります。運動やギターです。そのためには授業の時間も惜しいです。勉強の必要性を感じるようになれば、その時に勉強します。申し訳ありませんが、今は運動やギターの方がしたくてたまらないのです。」
ありがたいことに先生方は自分の気持を理解してくれました!母と同じように、彼らも「認めてくれる存在」だったのです。
そんな経過から、自分は授業中に勉強ではなく、筋トレやギターの練習をしたり(音は出さない)させてもらっていたのです。こんなことを三年までしていたので、成績が悪かったのも当然ですね^^
理解者となった先生方には非常にお世話になりました。高校3年生の夏以降、ほとんど学校に出席しなかった自分は本来は出席日数不足で卒業できなかったはずですが、交渉の結果?無事に卒業することが出来たのも彼らのおかげなのです♪
会社の入社面接で逆転合格!特別待遇に
大学院を卒業後、富士フイルムという会社の入社試験を受けました。そして結果は不合格!、、、だったはずなのですが、面接時に大逆転で合格にして貰えたこともあります。合格にして貰えたどころか、入社後に一年目から『何してもよい』という特別待遇を受けることにもなったのです!
これを可能にしてくれたのも、多くの「認めてくれる存在」のお陰でした。自分は入社試験(筆記試験)で非常に悪い点をはじき出し、当初『問題外』という判定を受けたようです。不合格が決まっていたので、その後の面接では三人の面接官から「化学会社をなめるな!」という感じで冷たく言い放たれ、入社は諦めてねという風に締めくくる予定だったそうです。
私は面接官の人達に自分の素直な気持ちを伝えました。「御社の入社試験のやり方では、本当に素晴らしい人材を得ることは出来ない。自分は御社の入社試験基準で考えるとまるで駄目だということになるが、実はこれこれこういう訳があってそうなっているのであり、むしろ自分のようなタイプの方が御社に役に立てると思う。」
試験に落ちながらも面接官三人全員が合格判定をした自分は人事部の部長に直に呼び出され、そこでまた素直な気持ちを話したところ、上記の特別待遇を受けることになったのです。
そしてその特別待遇ゆえに、印刷会のオリンピックに出場するような成果を出すことが出来たのです。
・自分が自分の思いを素直に言えるように育ててくれた母親
・変な?若者の話を真面目に聞いてくれた面接官三人
・不合格者のはずの自分に直接会って話をし、自分に自由にさせようと決断してくれた人事部長
これらの人々のうち、一人でも欠けていたらそのような事は起きなかったでしょう。このように「人のことを認めてくれる存在」というのは本当にありがたい存在なのです!!
この話も以前、storys.jpに話題のstoryとして紹介されていますので、興味がある方は検索してみてください。
【参照】入社試験に落ちながら、面接官に思いをぶつけることで逆転合格!特別待遇にまでなった話
インドの耳かき詐欺 思いは伝わる
以前、インドに行った時に詐欺にあいました。インドでは耳かき屋さんというのがおり、自分も試してみたことがあります。その際、請求料金が最初に提示したものより二桁くらい跳ね上がっていて、「払えないならボコボコにするぞ!」と数人で囲み、脅してきたのです。
自分は怖いというよりも、「なんでこの人達はこんな事をするのだろう?絶対楽しくないと思うんだけど?」という気持ちが強く湧き上がりました。
という事で、いつもながらこの時もただ自分の思いをストレートに伝えました。
「人を騙してお金を取るなんて言うことをしていて楽しいのですか?いつまで続ける気ですか?最終的には誰にも見向きをされなくなりますよ。他の観光客の人達にもやったとしたら、その人達はもう二度とこんな国には来たくないと思うかも知れません。自分はこんな事でインドを嫌いになったりはしたくありません。」
自分を囲い、睨みを聞かせていたインド人達の表情が変わり、最終的に、当初約束していた料金を払うことで無事に終わりました。
自分の思いが伝わらずに乱闘になった可能性もあるので、人々にオススメ出来るような出来事ではないのですが、自分としては懐かしい、良い思い出だったりします^^
この話も以前、storys.jpに既に紹介していますので、興味がある方は検索してみてください。
【参照】インド滞在時に「詐欺被害に気をつけろ」との記述を読み、敢えて実際に試してみたら、素晴らしいドラマが展開された話 ~話せばわかる~