はちみつの甘さを伝えるには

内観ワークショップの受講者にこんな話をしました。

「目の前にドブがあり、あなたはそれをすすっている。

横に蜂蜜があるのに気づかず、「不味い!」と言いながら、あなたはドブをすすり続けている。

この構図に気づき、蜂蜜を舐めたら、もうドブをすすりたいとは思わなくなるだろう。」

ヒントを与えながら、その日の夕方は自分たちで考えてもらいました。

そうしたら参加者のうちの一人が蜂蜜に気づいた(今までの失敗のパターンに気づき、それを変えることで状況が劇的に変わることを体感した)のです。

次の日もうひとりの参加者がその気づきを得た受講者に尋ねました。

「蜂蜜ってどうやったら飲めるの?」

受講者は返答に困っていました。
「うーん…、実際飲んでもらわないと、説明って難しい…」

はい、そうなんですよね。
しかも頑張れば飲めるというのではなく、むしろ、飲もうとしたわけでもないのに、気づくと口の中に広がっているみたいな感じなのです。

本気で探求すれば、気づくことは可能なのです。
必要なヒントは私が与えることができます
ので。
2/17の講演会では、このはちみつを味わうことができた人が体験談を話してくれます。実際の体験者からのお話は貴重なので、宜しければ聞いてみてください。自分自身の気付きのヒントになると思います。