自由な人々が色々なところから集まってくれました。主催者自体に色々と用事があったりして、スケジュールなども特に決まっておらず、タイミングが合う人達が集まれるタイミングで集まるという、極めて自由な流れのままに開催されました。
夕方は一緒に温泉に行ったり、ご飯を一緒に食べたり、共に草木染めをしたり、合間合間に各自好きなことをやっていたり、、、
面白いことにこういう企画に集まってくれる人は県外の方が多いですね。神奈川、茨木、静岡、東京、、、そしてなんと北海道からも!
移住希望のハードルが下がった!
参加者の中には移住希望を持つ方も多いです。移住希望の方など、色々とハードルを高く感じて踏み切れない方は多いと思いますが、実はハードルはかなり低かったりもするんですよね。
- 経済的に余裕が無い
- 知り合いがいない
- 仕事が見つからない
- 住む所が見つからない
様々な理由をあげられるかもしれませんが、実は違う見方ができると、こんなのは全然問題では無いことに気づいたりします。
特に、1)経済的に余裕が無いなんて言う人は、むしろ標準的にお金を持っている人よりも移住しやすいというケースも多いです。
2)知り合いがいなければ作ればいいだけですね。そのきっかけを得る場所は少ないかもしれません、今回のギャザリングみたいなのはこういう点で助けになると思います。
3)これは2)がクリアされれば自然に解決されることも多いですね。
4)これは「お金がなくても時間がある」という人であれば簡単に解決できますね。ただ2)との合わせ技が必要になって来ます。
都会でも田舎でも、どこに住もうと、自分の心ひとつで環境は変わって見えてきます。ギャザリングに集まった人同士が色々な刺激をしあえたようで、嬉しいです~。
参加した移住希望者の方(Yさん)から、こんな有難いお言葉を頂きました(最後にYさんの体験談を載せています)。
「ちょっと話しただけですが、移住に対するハードルが凄く下がりました!」
女性も参加してくれました。
市民農園利用希望者が!
途中、突然電話が鳴り、東京から自然農のできる市民農園を探しているという方から連絡があり、市民農園の区画案内をさせて頂きました。本当に色々な方が、色々なところから話を聞きつけてやって来てくれます。本当に有り難いですね~
参加者の声
今の会社の方向性に疑問を持ち始め、どこか新天地を探し始めたところ、山梨県北杜市に住んでいる知り合いを通じて、『自然農園ビヨンド』代表の室田さんを紹介してもらいました。
会うなり、基地的な家に招かれ、そこには若い男性たちが。
そこは、空き家だった家を借りての、シェアハウスだったのです。しかも出入り自由。許可さえもらえば、いつまでいても良いようです。過去には女性がいたこともあるのだとか。
そこでは、北杜市の移住支援の体制だとか、農業をやってる方のことだとか、ここでの生き方のことだとか聞かせていただきました。
話を聞いて、自分の中での移住に対する敷居が低くなりました。明日にでも来てしまえるぐらいの。
印象的だったのは、シェアハウスに住んでいた女性が途中から草むらで用を足せるようになったとの話。最初は『ありえない』と言っていたそうですが(少し離れたところに公衆トイレがある)、途中から、トイレまで行くの面倒だし、人に見られるわけでもないし、匂いが家までするわけでもない。逆にトイレで水を使って、長いこと運ばれ、下水処理場で薬品やエネルギーを使って、水をキレイにすることよりも、そのまま土に還る方がよっぽどエコじゃないかと。
生き方を変えることで、物の見え方が変わるという、いい一例だと思いました。
その後、ビヨンドの農園を案内していただきました。子供たちと作ったという畑や竹を利用した秘密基地など見て、自分の子供時代を思い出し、うちの子供たちにも体験させてあげたいなと思いました。
また、眼前に広がる山々。たまらない景色でした。
今度は妻と子供も連れて来てみたいと思います。