まずは自分でやってみよう!
自分はビヨンド自然塾で色々なことを教えていますが、その中の一つとして、『まずは自分でやってみよう!』というのがあります。
通常、学校では教科書をしっかりと学び、先生の言うことにしっかりと従うことが良しとされる傾向がありますが、そのやり方は自分好みではありません。
評論家や専門家の意見を聞いたままに話すのではなく、「『自分』はどう思うのか?」という部分をしっかりと持つように伝えています。
「教科書に書いてあるからって意味もなく覚えてもつまらないでしょう?」
研修生の和哉くんは、何でも自分で試してみようという気持ちを強く持っています。
小屋の作り方が載った本を読むと、彼は作ってみたいと言いました。
自分がその環境を与えると、彼はその日に作業にとりかかりました。
この姿勢は物凄く素晴しいと思います。多くの人は本で読んだものを「いいな~」とは思っても実際の行動には移さないことは多いと思います。
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失敗?それは学びだろう?
「取り敢えずやってみよう!」と思う人と、思わない人がいます。
その差がどこにあるか考えたことはあるでしょうか?
「そんな事、どうせ無理だよ、、」
「失敗したらどうすんの?」
もしこのような思いが強いのであれば、「取り敢えずやってみよう!」とはならないでしょう。失敗を悪いものと捉えているからです。
取り返しもつかないような失敗であれば、それを避けるのは無難なのかもしれませんが、すべての『失敗』を避けることは、学ぶ機会を大きく失うことになると思います。
軽い失敗を繰り返し、最終的に上手く出来るようになったとしたら、『失敗』と見做されていたものは、ただの学習の一機会だったことに気づくでしょう。
やって初めて気づくのだから
和哉くんは、まず第一作目として森に木と竹で小屋を作りました。そこで屋根を作る難しさに気づきました。そして第二作目として、私の竹小屋の前に竹で小屋を作り始めました。
今度は、竹のみで躯体をしっかりと作ることの難しさに気づきました。
自分で作るまでは、「こんなの簡単そう!」と思っていたのですが、実際にやると色々と想定外のことが起こるのです。
人々が『失敗』と呼ぶものです。
自分はこれを『失敗』とは思っていません。最初からわかっていることなんてやっていても逆につまらないので、これは『スパイス』みたいなものだと思っています。
その思いは和也くんも同じようで、「心は既に第三作目に向かっています!」と楽しそうに話していました^^
皆も一緒にどうですか?
和哉君が嬉しそうに色々と自主的に活動するのを見ているのは嬉しいです。そして、色々と試せるフィールドを人々に与えることが出来ることに感謝しています。
小屋作りは、自分が街に住んでいた時は気軽に出来るものではなかったので、現在、気軽に出来る環境にいることが非常に面白いです!
そんな経験を人々と共有するために小屋作りワークショップを行います。
興味がある方はお気軽に連絡くださいね~