東京から理念の賛同者が手伝いに!

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お金よりも気持ち!

東京在住のT.S.さんから、「是非、お力にならせて欲しい!」という熱いメッセージが届きました
情熱が好きな自分は、すぐにでも来て頂けると嬉しいですと回答したところ、「さっそく明日伺わせて頂きます!」との元気よい返事が返ってきました^^

高速バスで新宿から約二時間。予約さえしていれば寝てれば着くくらいの気軽さでビヨンドを訪れることが出来ます。

T.S.さんは以前、内装大工や施工管理などをしていたらしく、自分がNPO法人みんなの街でやろうとしていること(空き家物件の改修)に役に立てるかもと思ってくれたようです。

これは凄い面白いと思いませんか?

T.S.さんは施工管理などを仕事としていた時には満足感を得られず、その後に方向転換をしています。お金をもらったとしても、「やるのはもういいや、、、」という事になったそうです。

しかしながら、同じ施工管理や内装工事なのに、みんなの街のためには喜んで力になりたいと言ってくれているのです。お金を払える約束なんかも出来ないのに(^_^;)

そう、T.S.さんは「お金」よりも「理念」を優先したいと感じているからなんですね。
そして、その優先度を強く持ちたいと思いつつも、バランスをとるのが難しいと感じているのでしょう。

そんな時に「バランスなんか取れるかよく知らないけど、取り敢えずやってみませんか?やってみないことには何も変わらないでしょう?」というビヨンドやみんなの街の活動趣旨に強い興味を持ってくれたようなのです。

ビヨンドの農園紹介、ビジョン説明 ~来てもらえればわかってもらえる~

山形から来てビヨンドに滞在しているK.M.君とともにT.S.さんをバス停に迎えに行き、ビヨンドの農園で共に茅葺屋根用の萱刈をしました

ビヨンドの敷地の雰囲気を感じてもらった後に、昼ごはんを食べながら自分がその敷地を使ってやろうとしていることを説明させて頂きました。

「良いでしょう?ドーンと雪山が見えて、落ち葉を運ぶとか何もしなくても、勝手に積み上がっているんですよ。左右、山に囲まれているので。薪なんかも拾い放題!しかも、道路から300mほども奥地まで続いているので、モロにプライベートプレイスを楽しめます。
小屋を建て、ゆるく滞在したりしながら、目の前で野菜やお米などを育てることが出来ます。このへんの通路なんかは、生産農家からしたらありえない位置取りになりますが、上の拠点に歩きやすく斜めにしちゃって縁にはお花なんかを植えちゃったりしてね♪」

「『農業』みたいな硬いイメージではなく、『ガーデニング』とか『秘密基地』、『癒しの場』みたいな感じに思ってもらえれば良いですね^^ 例えばほら!あそこの木!あそこにロープをぶら下げて、、、、(以下略)」

T.S.さんはかなりこの構想を気に入ってくれたようです。
敷地をただ見ても唯の荒れ地のようにしか見えないかもしれませんが、『その後にどうなりえるか』のイメージを相手に伝えることができると、まるっきり違って見えるようになってもらえます。
「なるほど~、ここは最高ですね!それにしてもアイディアがポンポン出てくるんですね~。」

なんと、いきなり団地入居を検討開始!

午後に少し作業をした後は、研修棟に戻り、ここを改修して拠点にすること、そしてNPO法人として、街づくりをしていくことを伝えました。

その街づくりに対する自分の考えや想いをお話させていただくと、、、
「NPOの活動自体も面白いけど、室田さんが面白い!自分ももっと早くここに来れたら良かったなぁ、、、」

そう言ったT.S.さんは何と!実際に北杜市に住むことを具体的に検討し始めました!

「自分が住んでいる団地に今、空きが結構あるから、希望すれば入りやすいですよ。ずっと人気で五年も入居待ちだったりしたのが、ちょうど今は何故か?空いているんですよ、フフフ」と伝えると、こんな答えが返ってきたのです~

「ちょっと家に帰ったら調べてみます!近くに住めれば、もっと頻繁にお手伝いがしやすくなりますので^^」

またもや有難いお申し出を頂くことになりました^^

そう、それだよ!!

こんな流れを横で見ているK.M.君も、「う~ん、、、やはり面白いところに人は集まるんですね!」とびっくりしていました。

真理探求者のK.M.君には基礎を教えつつ、実際にそれがどのように起こるかを目の前で見る機会を与える事もできていると思います^^

そのうちの一つのエピソードを紹介します。

萱刈をしている際、大鎌の威力や楽しさをK.M.君に伝えました。
「凄いよ、コレ。こんなトゲトゲや服にひっつく種なんかに近づくこと無く、遠くからバサリ!円形にババーッと倒れていくんだ。ゲーム画面であれば、なんとかCOMBO!とか言って派手な場面だね^^それが体で体験できるんだよ~」

すると、是非やらせてください!と大鎌で道を作ったり、熱心に鎌を振っていました。

その結果、、、K.M.君の手にはマメが!

おぉぉ、、コレこそまさに自分がいつも人に伝えていることじゃないか!
『恋をするように生きる』
『野球少年は好きだから振っちゃうんだよ。時給幾らなんて言っていたら手にマメなんか出来ないよ』

それを目の前でやってくれたK.M.君は本当に楽しそうにビヨンドで滞在してくれています♪

 

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